<8日の注目銘柄>=岩崎電、蛇の目、EduLabなど

▽岩崎電気 <6924>  20年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の580億円から590億円(前期比9.2%増)に、営業利益を26億円から36億円(同2.5倍)にそれぞれ引き上げている。「照明事業」では国内の照明機器が好調に推移し、特にLED道路灯、LEDトンネル器具など屋外用照明器具が計画を超過。「光・環境事業」でも、情報機器関連で無停電電源装置が想定以上の納入となった。   ◆ ▽蛇の目ミシン工業 <6445>  20年3月期の連結業績予想について、売上高は従来の350億円(前期比8.3%減)で据え置いたが、営業利益を7億円から11億円(同4.3%減)に引き上げている。家庭用機器事業において、海外向け新製品が高評価を得るなど高付加価値製品の売れ行きが想定を上回ったこと、加えて新型コロナウイルス感染症の影響について悪影響を被った反面、外出自粛とマスク不足を背景に、家庭内におけるミシンを使った手作りマスクに関心が寄せられたことが追い風となった。   ◆ ▽EduLab <4427>  20年9月期上期(19年10月-20年3月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の29億7000万円から30億3600万円(前年同期比17.3%増)に、営業利益を1億円から1億9700万円(同35.4%減)にそれぞれ引き上げている。e-Testing/e-Learning事業の企業・学校向け英語能力判定テスト「CASEC」の販売、およびテストシステム提供、並びにテスト運営・受託事業が順調に推移し、売上総利益率も想定より改善したことが主な要因。   ◆ ▽扶桑薬品工業 <4538>  20年3月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の462億円から469億円(前期比1.8%増)に、営業利益を6億5000万円から10億円(同20.7%減)にそれぞれ引き上げている。後発医薬品が販売促進により堅調に推移したことに加え、販管費が予算を下回ったことが主な要因。   ◆ ▽重松製作所 <7980>  20年3月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の109億円から115億9700万円(前期比7.9%増)に、営業利益を2億6000万円から3億700万円(同3.3倍)にそれぞれ引き上げている。主要顧客の製造業からの受注が期初から堅調に推移したことに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響で第4四半期(20年1-3月)の防じんマスクや保護衣等の受注が大きく増加したことが主な要因。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <8日の注目銘柄>=岩崎電、蛇の目、EduLabなど
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2020-05-07 17:45