＜１３日の注目銘柄＞＝大幸薬品、コーア商事Ｈ、三井不など

▽大幸薬品 <4574> 　２０年３月期の連結業績は、売上高１４９億６６００万円（前期比４３．６％増）、営業利益３８億２４００万円（同８８．４％増）。「医薬品事業」は営業利益１６億９３００万円（同１０．９％減）にとどまったが、２０年１月以降の新型コロナウイルスの感染拡大による消費者の予防意識の高まり等から「クレベリン」の需要が急増し、「感染管理事業」が営業利益を３４億８２００万円（同２．６倍）に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は従来予想を８億２４００万円超過した。 　　◆ ▽コーア商事ホールディングス <9273> 　２０年６月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の１５０億円から１５８億円（前期比３．９％増）に、営業利益を１３億円から１９億５０００万円（同６１．２％増）に引き上げている。主力の「原薬販売」において製品ミックスの改善が進んだことに加え、「医薬品製造販売」においても一部製品の受託製造が堅調に推移した。 　　◆ ▽三井不動産 <8801> 　２０年３月期の連結業績は、売上高１兆９０５６億４２００万円（前期比２．４％増）、営業利益２８０６億１７００万円（同７．０％増）で、営業利益は従来予想を６億１７００万円超過。同時に、取得期間２０年５月１３日－２１年３月３１日の予定で上限１００億円、１０００万株（自己株式を除く発行済株式数の１．０３％）の自社株買いを実施すると発表。 　　◆ ▽ロート製薬 <4527> 　２０年３月期の連結業績は、売上高１８８３億２７００万円（前期比２．６％増）、営業利益２３０億８５００万円（同１０．９％増）で、営業利益は従来予想を１５億８５００万円超過。 　　◆ ▽加賀電子 <8154> 　２０年３月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の４４２０億円から４４３０億円（前期比５１．３％増）に、営業利益を９０億円から１００億円（同３２．１％増）に引き上げている。 　　◆ ▽プラッツ <7813> 　２０年６月期第３四半期累計（１９年７月－２０年３月）の連結営業利益は４億３７００万円（前年同期比４．３倍）で、通期予想の５億円（前期比２．１倍）に対する進ちょく率は８７．４％。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）