<15日の注目銘柄>=ナック、メディパル、日本プラストなど

▽ナック <9788>
20年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の880億円から882億2200万円(前期比1.0%減)に、営業利益を18億円から21億1800万円(同4.0%増)にそれぞれ引き上げ、一転して増益を見込んでいる。新型コロナウイルス感染症の影響を保守的に見積もっていた一方、クリクラ事業とレンタル事業において、自社で製造している次亜塩素酸除菌水の売上高が増加したことなどに加え、在庫や引当金の計上方針を変更したことにより、営業利益は上ブレる見通し。
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▽メディパルホールディングス <7459>
20年3月期の連結業績は、売上高3兆2530億7900万円(前期比2.2%増)、営業利益531億900万円(同6.6%増)。「化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業」は営業利益246億8100万円(同2.7%減)にとどまったが、「医療用医薬品等卸売事業」が営業利益を260億5400万円(同16.0%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は従来予想を21億900万円超過している。
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▽日本プラスト <7291>
20年3月期の連結業績は、売上高1061億4100万円(前期比8.2%減)、営業利益45億700万円(同17.7%減)。減収・減益ではあるが、得意先からの開発補償やナイロン等の市況変動および米国における対中関税等の回収、本社経費の抑制等により、営業利益は従来予想を10億700万円超過した。
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▽日本マイクロニクス <6871>
20年12月期第3四半期累計(決算期変更に伴い19年10月-20年6月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の236億円から243億円(前年同期比14.2%増)に、営業利益を15億円から20億円(同6.8%減)にそれぞれ引き上げている。
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▽沢井製薬 <4555>
20年3月期の連結営業利益(IFRS)は267億9300万円(前期比3.9%増)で、従来予想を9億9300万円超過。
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▽大阪チタニウムテクノロジーズ <5726>
20年3月期の単体営業利益は11億4200万円(前期比50.5%減)で、従来予想を1億4200万円超過。
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▽川岸工業 <5921>
20年9月期上期(19年10月-20年3月)の単体営業利益は7億9100万円(前年同期比3.6%減)で、従来予想を3億6100万円超過。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<15日の注目銘柄>=ナック、メディパル、日本プラストなど
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2020-05-14 19:15