ソーバルは25日線抜いて出直りの展開、15年2月期は増収増益

  組み込みソフトの開発、技術者派遣が主力のソーバル <2186> (JQS)は、4月17日(木)、3円高の803と小幅続伸、25日線を抜いて出直りの展開を強めている。今2月期増収増益見込みで割安感があり、配当性向35%と高く配当利回り妙味も増すほか株主優待があり、見直し余地が広がることから中長期的な視点で注目したい。   4月11日に2015年2月期業績見通しを発表済み。従来から得意とする組込み系の開発はもとより、業務系システムの案件や、急速に拡大しているスマートフォンやタブレット、クラウド関連の案件、インターネットを活用した様々なサービスに関する開発案件のニーズが引続き順調に推移し、売上高は67億円(前期比1.1%増)、営業利益は5億4000万円(同4.2%増)、経常利益は5億4700万円(同5.9%増)、純利益は3億2000万円(同5.9%増)と増収増益を確保する見通し。   年間配当は26円(同5円増)と増配を予定している。株主優待は、毎年8月31日(基準日)現在の株主に対し、1単元(100株)以上5単元(500株)未満の株式を保有する株主様に対し、500円相当のクオカードを贈呈。5単元(500株)以上の株式を保有する株主様に対し、2,000円相当のクオカードを贈呈する。   株価は、昨年7月26日高値1015円から同12月25日安値760円まで調整を挟んで1月14日に年初来の高値863円と上昇。その後は800円を軸にもみ合っているが、週足一目均衡表の雲の下限が下値として意識され底堅い動きとなっている。今期予想PER10倍台と割安感があり、配当利回り3.2%と利回り妙味も増すことから、業績が順調に推移すれば、見直される可能性が高く、待ち伏せ買い妙味が膨らもう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
組み込みソフトの開発、技術者派遣が主力のソーバル<2186>(JQS)は、4月17日(木)、3円高の803と小幅続伸、25日線を抜いて出直りの展開を強めている。
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2014-04-18 09:15