日経平均は71円高スタート、日立、マツダが堅調
18日の日経平均株価は、71円84銭高の1万4489円37銭で寄り付いた。
前日17日のNYダウは16ドル安と小動きで終了。16日までに3連騰していたことや、18日の米国市場が祝日で休場となることから、利益確定売りも見られた。為替市場ではドル・円が102円半ばでもみ合っている。前日の日経平均は15銭安と小幅安で終えたが、きょうも相場を大きく動かすような株価材料が見当たらないことから、もみ合い商状となっている。
個別では、今3月期の最高益更新企業として紹介された日立製作所 <6501> やマツダ <7261> が堅調となっているほか、処方せんのメール受付サービスを開始するクオール <3034> 、紙おむつ材料の設備投資を発表した日本触媒 <4114> 、前3月期予想を修正し最終赤字が拡大するドリコム <3793> などに買いが先行している。
また、東証1部への指定替えが発表されたアサンテ <6073> やサクセスホールディングス <6065> が買い気配となり、前期経常利益が3期連続で最高益と観測された日本デジタル研究所 <6935> や、片倉チッカリン <4031> との業務提携を発表したインタートレード <3747> なども買い気配でスタートしている。
一方、前3月期の利益予想を大幅に引き下げた東光高岳 <6617> が売り気配でスタート。前2月期純利益が従来予想を下回ったベスト電器 <8175> が大幅安となり、前3月期予想を下方修正した不二製油 <2607> は軟調となっている。(編集担当:片岡利文)
18日の日経平均株価は、71円84銭高の1万4489円37銭で寄り付いた。
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2014-04-18 08:30