<16日の注目銘柄>=第一カッター、三栄コーポ、アークランドなど

▽第一カッター興業 <1716>
20年6月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の157億円から172億6600万円(前期比16.1%増)に、営業利益を17億3000万円から23億6700万円(同34.5%増)にそれぞれ引き上げている。5月末までの累計の業績が、高速道路の維持補修工事を中心に想定以上に順調に推移していることがその要因。
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▽三栄コーポレーション <8119>
20年3月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の430億円から412億円(前期比3.1%減)に減額したが、営業利益を11億円から13億円(同72,9%増)に引き上げている。売上高は、OEM事業の減少が主な要因。利益面は売上総利益率の改善および販管費の削減が押し上げに働く。
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▽アークランドサカモト <9842>
21年2月期第1四半期(20年2月21日-20年5月20日)の連結業績は、売上高323億2600万円(前年同期比15.4%増)、営業利益39億5200万円(同37.7%増)。主力の「小売事業」が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で外出自粛による巣ごもり消費が拡大する中、営業利益を22億1800万円(同92.9%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の上期(20年2月21日-20年8月20日)予想53億円(同1.6%増)に対する進ちょく率は74.6%となっている。
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▽オンコリスバイオファーマ <4588>
核酸系逆転写酵素阻害剤「OBP-601(センサブジン)」に関して、「Transposon社」との間で、主に神経領域の開発に対して総額3億米国ドル(330億円。$=110円)以上の全世界における再許諾権付き独占的ライセンス契約を締結することについて決議。
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▽シノプス <4428>
東証1部への市場変更における形式要件である株主数、流動株式数の充足および株式の流動性向上を図るため、20年6月25-30日の予定で12万株の株式分売を実施すると発表。申し込み数量の限度は顧客1人につき100株(売買単位は100株)としている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<16日の注目銘柄>=第一カッター、三栄コーポ、アークランドなど
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2020-06-15 17:30