＜２９日の注目銘柄＞＝オークワ、ジュンテンド、ｃｏｔｔａなど

▽オークワ <8217> 　２１年２月期上期（２０年２月２１日－２０年８月２０日）および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の１３２０億円から１３８０億円（前年同期比５．７％増）に、営業利益を１１億７０００万円から３０億円（同４．１倍）にそれぞれ増額。通期は売上高を２６８０億円から２７４０億円（前期比３．２％増）に、営業利益を３７億円から４４億５０００万円（同２９．０％増）に引き上げている。上期において、新型コロナウイルス感染拡大に伴う内食需要の高まりが売上高を押し上げたこと、および同期に予定していた改装及び大規模修繕計画を下期（２０年８月２１日－２１年２月２０日）に延期したことがその要因。２１年２月期第１四半期（２月２１日－５月２０日）は売上高６８７億２０００万円（前年同期比８．８％増）、営業損益２０億１１００万円の黒字（前年同期は２３００万円の赤字）だった。 　　　　　◆ ▽ジュンテンドー <9835> 　２１年２月期上期（２０年３－８月）および通期の単体連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の２２５億円から２４８億円（前年同期比１１．７％増）に、営業利益を５億８０００万円から１４億円（同３．２倍）にそれぞれ増額。通期は売上高を４２５億円から４４８億円（前期比５．７％増）に、営業利益を４億円から９億５０００万円（同３．３倍）に引き上げている。上期において、新型コロナウイルス感染症の影響によりマスクや除菌剤 などの感染予防関連や、園芸資材などの巣ごもり関連の売上が伸長したことが主な要因。 　　　　　◆ ▽ｃｏｔｔａ <3359> 　２０年９月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の６５億９５００万円から７４億５４００万円（前期比１６．５％増）に、営業利益を１９００万円から１億８８００万円（同４０．７％減）にそれぞれ引き上げている。「巣ごもり消費」による需要の拡大が続いており、同社のインターネット通販サイト「ｃｏｔｔａ」の第３四半期（２０年４－６月）の売上高が、前年同期比約７０％増と大幅な伸びを示すことが確実になっている。 　　　　　◆ ▽ハローズ <2742> 　２１年２月期第１四半期（２０年３－５月）の単体業績は、売上高３８０億３５００万円（前年同期比１７．６％増）、営業利益１９億１３００万円（同７４．９％増）で、営業利益の上期（３－８月）予想２５億２０００万円（同１．４％増）に対する進ちょく率は７５．９％となっている。 　　　　　◆ ▽三谷商事 <8066> 　取得期間２０年７月１日－２１年３月２４日の予定で上限１３億円、２０万株（自己株式を除く発行済株式の０．８１％）の自社株買いを実施すると発表。資本効率の向上を通じて株主への利益還元を図ることが目的。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）