日本触媒が堅調、高吸水性樹脂などの生産増強計画を好感

 日本触媒 <4114> が堅調。朝方に18円高(1.6%高)の1176円まで買われた。  同社は17日に中・長期の経営計画を発表。主力事業における設備投資計画などが材料視されている。  経営計画では、アクリル酸や高吸水性樹脂(SAP)を中心に事業を拡大し、17年3月期までに売上高3930億円、経常利益は340億円、2021年3月期までに売上高5000億円、経常利益500億円を目指すという(今期計画は売上高3000億円、経常利益170億円)。  また、コア事業の強化などで、2021年3月期までに2000億円を設備投資に充てると発表。また、新規事業の立ち上げなど戦略投資にも500億円を投資する計画も打ち出している。国内外で複数のアクリル酸・SAPプラントを建設し、紙おむつ材料などで需要が拡大するSAPの生産能力を5割程度増やす方針も報じられている。(編集担当:片岡利文)
日本触媒が堅調。朝方に18円高(1.6%高)の1176円まで買われた。
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2014-04-18 10:15