<1日の注目銘柄>=ステムリム、バイク王、ピックルスなど

▽ステムリム <4599>  20年7月期の単体業績予想を上方修正。事業収益を従来の4億円から21億円(前期比21倍)に、営業損益を10億9000万円の赤字から4億900万円の黒字(前期は7億2600万円の赤字)にそれぞれ引き上げている。塩野義製薬 <4507> に導出済みのHMGB1ペプチド(レダセムチド)に関し、塩野義薬との間で今後、複数の疾患に対する臨床開発を加速度的に展開していくための新たな契約を締結することを決議。この契約による事業収益への影響を織り込んだ。      ◆ ▽バイク王&カンパニー <3377>  20年11月期上期(19年12月-20年5月)の単体売上高予想を従来の102億円から105億8000万円(前年同期比4.6%増)に、営業利益を105億円から150億円(同30.4%増)にそれぞれ引き上げている。第1四半期(19年12月-20年2月)の業績が想定を上回った一方、3月以降は新型コロナウイルス感染症拡大の影響による顧客の申し込み減少やオークション相場の変動が見られたが、業績への影響は軽微に留まった。      ◆ ▽ピックルスコーポレーション <2925>  21年2月期第1四半期(20年3-5月)の連結業績は、売上高120億2100万円(前年同期比13.4%増)、営業利益9億1300万円(同22.5%増)。新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛要請などにより家庭内での食事の機会が増えたことや、健康志向の高まりにより乳酸菌を含む食品としてキムチの需要が増えたことなどにより売上高が大きく伸長。天候不順による白菜やキュウリの価格高騰を吸収し、営業利益の上期予想14億4000万円(同3.6%増)に対する進ちょく率は63.4%に達している。      ◆ ▽マルマエ <6264>  20年8月期第3四半期累計(19年9月-20年5月)の単体業績は、売上高31億8200万円(前年同期比7.9%増)、営業利益6億2900万円(同75.8%増)。「半導体分野」は売上高が22億9800万円(同2.2%減)と伸び悩んだが、EBW(大型電子ビーム溶接)関連の受注が好調だった「FPD(フラットパネルディスプレイ)分野」が売上高を7億9100万円(同72.7%増)に伸ばして全体をけん引。第3四半期(3-5月)に限ると営業利益は2億6500万円(同4.7倍)に増大している。      ◆ ▽学研ホールディングス <9470>  いったん未定としていた20年9月期の連結業績予想について、売上高1410億円(前期比0.3%増)、営業利益46億円(同1.7%増)と増収・増益を見込んでいる。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <1日の注目銘柄>=ステムリム、バイク王、ピックルスなど
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2020-06-30 18:15