<2日の注目銘柄>=エスプール、ワークマン、総医研HDなど

▽エスプール <2471>  20年11月期上期(19年12月-20年5月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の96億3300万円から97億5900万円(前年同期比17.6%増)に、営業利益を7億8800万円から9億9100万円(同29.9%増)にそれぞれ引き上げている。新型コロナウイルス感染症の拡大により、一部のサービスでは業務の縮小や延期があったが、一方でロジスティクスアウトソーシングサービスは巣ごもり需要によりEC通販業務が増加。また、主力の人材アウトソーシングサービスおよび障がい者雇用支援サービスに関し、新型コロナの影響が限定的だったことが主な要因。      ◆ ▽ワークマン <7564>  21年3月期6月度の売上高(速報)は、既存店が前年同月比37.2%増で、全店は同44.0%増。それぞれ5月度の同19.4%増、同22.2%増から勢いを増している。新型コロナウイルス感染症の影響により一部店舗で時短営業や臨時休業を実施していたが、6月より全店舗で通常営業を実施。全国的に気温が高く推移する中、サマーワーキングウエアや空調ファン付ウエア、半袖Tシャツなどの夏物衣料が売上を牽引、防暑小物を含めた夏物商品が全般的に伸長した。      ◆ ▽総医研ホールディングス <2385>  20年6月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の80億円から90億円(前期比18.9%増)に、営業利益を8億8000万円から10億円(同15.4%増)にそれぞれ引き上げている。化粧品事業において、「モイストクリームマスク Pro.」を中心とする中国市場向け商品が、同国の流通企業との資本業務提携(19年2月締結)の効果もあり、拡大傾向で推移していることが主な要因。      ◆ ▽テイツー <7610>  21年2月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の220億円から235億円(前期比9.6%増)に、営業利益を2億円から7億5000万円(同2.9倍)にそれぞれ引き上げている。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う巣ごもり需要により、売上高、営業利益とも計画を大幅に上回る見通しとなった。      ◆ ▽イーサポートリンク <2493>  20年11月期上期(19年12月-20年5月)の連結業績予想について、売上高は従来の28億4400万円から28億2200万円(前年同期比3.0%増)に減額したが、営業利益を3200万円から9600万円(同42.2%減)に引き上げている。売上高は若干の未達だが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発令により、第2四半期(3-5月)中に予定していた採用・研修費、広告宣伝費、出張・交通費などの経費が未発生となったことで、営業利益は計画を超過した。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <2日の注目銘柄>=エスプール、ワークマン、総医研HDなど
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2020-07-01 17:45