<3日の注目銘柄>=大有機化、クスリアオキ、アヲハタなど

▽大阪有機化学工業 <4187>
20年11月期上期(19年12月-20年5月)の連結業績は、売上高143億4200万円(前年同期比1.1%増)、営業利益23億8400万円(同35.2%増)。「化成品事業」が営業利益4億5400万円(同15.2%増)と順調に推移する中、次世代半導体材料開発の強化によるトップシェアの確保、および新規ディスプレイ材料の拡販に努めた「電子材料事業」が営業利益を14億2700万円(同40.0%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の通期予想37億円(前期比1.0%増)に対する進ちょく率は64.4%となっている。
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▽クスリのアオキホールディングス <3549>
20年5月期(19年5月21日-20年5月20日)の連結業績は、売上高3001億7300万円(前期比19.6%増)、営業利益163億5900万円(同15.6%増)。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、医療品および生活必需品等の関連商品の需要が拡大。売上高で1億7300万円、営業利益で38億3400万円、それぞれ従来予想を超過している。
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▽アヲハタ <2830>
20年11月期上期(19年12月-20年5月)の連結業績は、売上高103億5100万円(前年同期比1.3%増)、営業利益2億8900万円(同57.6%増)。「産業用」および「生産受託他」は減収だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で内食需要が高まる中、「家庭用」が堅調に推移して全体をけん引。大幅な営業増益を達成した。
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▽ライトオン <7445>
20年8月期6月度の売上高(速報)は、既存店が前年同月比9.8%増で、全店が同9.3%増。それぞれ前月度の同53.1%減、同53.7%減から一気にプラスに浮上している。新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の全面解除に伴い6月1日より全店舗の営業を再開。当月度は例年より気温の高い日が多かったこともあり、中旬からの夏物セールが好調に推移。商品動向としては、メンズ、ウィメンズともに半袖Tシャツやイージーパンツの動きがよく、自社オンラインショップで販売した和紙デニム使用のマスクも好調だった。
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▽エービーシー・マート <2670>
21年2月期6月度の売上高は、既存店が前年同月比0.8%減で、全店が同1.0%減。それぞれ前月度の同4.2%減、同44.8%減から勢いを取り戻している。6月に入り、ほぼ全店で営業が再開となったが、近場での消費傾向が強く、混雑を避けるため郊外店やオンラインの売上が伸長。商品面では引き続きスポーツシューズが売上を牽引し、季節商品のサンダルや学校再開による需要増でキッズシューズも好調だった。
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▽アダストリア <2685>
21年2月期6月度の売上高は、既存店が前年同月比0.1%減で、全店が同0.2%減。それぞれ前月度の同44.8%減、同45.1%減から勢いを取り戻している。ブランド別ではグローバルワーク、ニコアンド、レプシィム、ベイフロー等が牽引し、アイテム別では半袖トップス、パンツ類が売上の中心となり、気温の上昇に伴って夏物商品が伸長した。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<3日の注目銘柄>=大有機化、クスリアオキ、アヲハタなど
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2020-07-02 18:45