＜１７日の注目銘柄＞＝ＩＳＩＤ、大阪油化工業、ミクロン精密など

▽電通国際情報サービス <4812> 　２０年１２月期上期（１－６月）の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の５２３億円から５５０億２０００万円（前年同期比１１．９％増）に、営業利益を５３億円から６９億７１００万円（同３４．０％増）にそれぞれ引き上げている。売上高は「ビジネスソリューション」および「コミュニケーションＩＴ」のけん引で計画を超過する見通し。営業利益は増収効果、および販管費の未達が押し上げに働く見通し。 　　　　　◆ ▽大阪油化工業 <4124> 　２０年９月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の１２億３０００万円から１０億５０００万円（当期より連結化のため増減比較はない）に減額したが、営業利益を７６００万円から１億１０００万円に引き上げている。売上高は、新型コロナウイルスの影響による顧客の在庫調整により一部有償支給案件に期ズレが生じ、未達となる見通し。利益面は、製造コストをはじめとしたその他の経費節減が押し上げに働く。 　　　　　◆ ▽ミクロン精密 <6159> 　１６日の終値１０１５円で、１７日午前８時４５分の東証自己株式立会外取引において上限２万７０００株（自己株式を除く発行済株式数の０．４４％）の自己株式の買付委託を行うと発表。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行および財務戦略を可能とすることが目的。 　　　　　◆ ▽アクモス <6888> 　毎年の配当について、従来は個別の純利益に対する配当性向３０％を掲げていたが、連結子会社３社の業績が安定的に推移する中、配当性向の目標を連結の親会社株主に帰属する当期純利益の３０％以上にすることとした。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）