ウィズは安値更新、今期業績予想の下方修正や株主優待制度の廃止を嫌気

 ウィズ <7835> は急反落し、2月4日の年初来安値を下回った。朝方には76円安(11.34%安)の594円まで下落している。600円割れは昨年(13年)12月2日以来。  17日引け後、14年5月期業績予想の下方修正と株主優待制度の廃止を発表し、失望売りを浴びた。今期の売上高を16億5000万円から9億2000万円(前期比57.9%減)に引き下げ、営業赤字は1億円から4億1000万円(前期は2500万円の黒字)に悪化する見込み。  オリジナル商品が低調に推移した。第4四半期に発売を予定していた商品の受注数量が予定を下回ったほか、仕様の見直しなどで販売を次期に見送ったことなども売上高の下方修正につながった。製品ロイヤリティ収入も予想より減少する見通し。  同時に今期から株主優待制度を廃止すると発表したことも嫌気された。これまでは5月末時点で100株以上保有の株主に対し、2000円相当の自社関連商品を贈呈していた。(編集担当:宮川子平)
ウィズは急反落し、2月4日の年初来安値を下回った。朝方には76円安(11.34%安)の594円まで下落している。
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2014-04-18 13:15