<28日の注目銘柄>=マクニカ富士、ドリコム、ニチレキなど

▽マクニカ・富士エレ ホールディングス <3132>
21年3月期第1四半期(20年4-6月)の連結業績は、売上高1251億4700万円(前年同期比2.6%増)、営業利益38億4700万円(同30.9%増)。新型コロナウイルス感染拡大の影響によるリモートワーク関連需要の増加で「ネットワーク事業」が営業利益20億6000万円(同27.2%増)と好調に推移する中、中国の経済活動復帰が各国より早まった事に伴う需要増、最先端半導体への設備投資による半導体製造装置向け需要、中国の5G(第5世代移動通信システム)およびデータセンター設備投資や特需などにより、「集積回路及び電子デバイスその他」の営業利益は17億3800万円(同35.7%増)に伸長。連結営業利益の上期(4-9月)予想56億円(同16.7%減)に対する進ちょく率は68.7%となっている。
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▽ドリコム <3793>
21年3月期第1四半期(20年4-6月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の30億円から33億円(前年同期比46.4%増)に、営業利益を3億円から6億円(同4.7倍)にそれぞれ引き上げている。4月に実施したenzaタイトルの2周年イベントおよび5月に実施した既存ネイティブゲームタイトルの6周年イベントが好評を博し、想定を上回る水準で推移したことが主な要因。
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▽ニチレキ <5011>
21年3月期上期(20年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の250億円から290億円(前年同期比6.6%増)に、営業利益を7億円から25億円(同95.8%増)にそれぞれ引き上げている。繰り越し工事等が順調に進捗し、製商品販売数量・完成工事高が増加したこと、および原材料価格の低下が主な要因。
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▽JMホールディングス <3539>
20年7月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1206億1100万円から1268億円(前期比11.9%増)に、営業利益を49億3700万円から66億4000万円(同44.3%増)にそれぞれ引き上げている。
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▽MARUWA <5344>
21年3月期第1四半期(20年4-6月)の連結業績は、売上高89億8100万円(前年同期比13.5%減)、営業利益21億5400万円(同3.5%減)。減収・減益ではあるが、営業利益の上期(4-9月)予想34億円(同18.1%減)に対する進ちょく率は63.4%。
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▽ナガワ <9663>
21年3月期第1四半期(20年4-6月)の連結業績は、売上高61億2300万円(前年同期比2.9%減)、営業利益8億1200万円(同34.5%増)で、営業利益の上期(4-9月)予想10億8000万円(同36.5%減)に対する進ちょく率は75.2%。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<28日の注目銘柄>=マクニカ富士、ドリコム、ニチレキなど
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2020-07-27 18:15