日経平均は98円高と小幅反発、カシオやユーグレナが買われる

 18日の日経平均株価終値は、98円74銭高の1万4516円27銭と小幅反発。  前日のNYダウが小動きとなり、為替市場ももみ合いに終始していることから、寄り付きの日経平均は71円高と小幅高でスタート。前場には上げ幅が100円を超える場面があったものの、今夜の米国市場が休場となることもあり、売り買いともに積極さを欠き、日経平均はすぐに小幅高水準に押し戻された。  個別では、電子看板事業への注力について表明したカシオ計算機 <6952> 、投資判断の引き上げが好感されたアークス <9948> が急伸。前2月期予想の下方修正でアク抜け感が浮上したベスト電器 <8175> や、ミドリムシ成分の効能を特許出願したユーグレナ <2931> も高い。  また、東証1部へに指定替えとなるアサンテ <6073> やサクセスホールディングス <6065> が大幅高となったほか、ビックカメラがインターネットイニシアティブ(IIJ) <3774> の通信サービスで格安スマホを発売と報じられ、IIJが急騰、関連で日本通信 <9424> も買われた。  一方、前3月期の利益予想の減額が嫌気された東光高岳 <6617> が急落。今5月期予想の下方修正や株主優待の廃止を発表したウィズ <7835> も大きく売られている。  業種別では、金属製品、ノンバンク、鉱業、タイヤ、電気機器などが買われたものの、パルプ・紙、陸運、銀行株などが相対的に弱い動きとなった。(編集担当:片岡利文)
18日の日経平均株価終値は、98円74銭高の1万4516円27銭と小幅反発。
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2014-04-18 15:00