<31日の注目銘柄>=フルヤ金属、ZOZO、アンリツなど

▽フルヤ金属 <7826>  20年6月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の203億円から228億2600万円(前年同期比6.4%増)に、営業利益を33億2000万円から36億7900万円(同17.5%減)にそれぞれ引き上げている。「薄膜」のHD(ハードディスク)向けルテニウムターゲットはサーバー需要増加を受け好調に推移し、「センサー」は半導体需要増加に伴い期初予想を大きく超過。「ケミカル」の有機EL向け化合物および電極向け貴金属化合物の受注も堅調に推移した。      ◆ ▽ZOZO <3092>  未定としていた21年3月期の連結業績予想について、売上高1437億円(前期比14.5%増)、営業利益395億円(同41.6%増)としている。      ◆ ▽アンリツ <6754>  21年3月期第1四半期(20年4-6月)の連結業績(IFRS)は、売上収益256億9300万円(前年同期比10.6%増)、営業利益51億2100万円(同90.0%増)で、営業利益の通期予想175億円(前期比0.5%増)に対する進ちょく率は29.3%。      ◆ ▽セプテーニ・ホールディングス <4293>  20年9月期の連結業績(IFRS)予想を上方修正。収益を従来の170億円から175億円(前期比4.2%増)に、Non-GAAP営業利益を12億5000万円から20億円(同3.1%減)にそれぞれ引き上げている。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を踏まえ、4月28日に当時想定した最も悲観的なシナリオをもとに通期業績予想を下方修正したが、5月中旬に緊急事態宣言が解除されたことで広告需要は底打ちし、6月以降、回復傾向が徐々に強まっているほか、緊急事態宣言解除後も従業員に対する在宅勤務推奨を継続していることで、営業活動関連費用を中心にコスト管理が進んでいる。      ◆ ▽関西スーパーマーケット <9919>  21年3月期上期(20年4-9月)の連結業績予想を修正。営業収益は従来の644億円3000万円(前年同期比2.7%増)で据え置いたが、営業利益を11億6000万円から18億円(同87.2%増)に引き上げている。政府の緊急事態宣言における外出自粛等による内食需要の増加、および新型コロナウイルス感染症拡大防止策として実施した折込みチラシの自粛等が主な要因。      ◆ ▽綿半HD <3199>  21年3月期上期(20年4-9月)および通期の連結営業利益予想を上方修正。上期は従来の12億2100万円から17億7000万円(前年同期比89.3%増)に、通期は26億5300万円から29億5000万円(同11.9%増)にそれぞれ引き上げている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <31日の注目銘柄>=フルヤ金属、ZOZO、アンリツなど
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2020-07-30 18:30