<11日の注目銘柄>=FUJI、蛇の目、ミクシィなど

▽FUJI <6134>
21年3月期上期(20年4-9月)および通期の連結業績予想を上方修正。上期は予想売上高を従来の570億円から680億円(前年同期比5.9%減)に、営業利益を53億円から89億円(同20.8%減)にそれぞれ増額。通期は売上高を1120億円から1230億円(前期比12.7%減)に、営業利益を90億円から125億円(同36.1%減)に引き上げている。主力の「ロボットソリューション事業」において、通信機器関連等で想定を上回る受注があったことが主な要因。
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▽蛇の目ミシン工業 <6445>
これまで未定としていた21年3月期の連結業績予想について、売上高390億円(前期比9.8%増)、営業利益20億円(同72.7%増)としている。主力の「家庭用機器事業」において、手作りマスクの浸透や巣ごもり需要がミシン販売の契機となり、国内外で大きく販売台数を伸ばしている。
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▽ミクシィ <2121>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1000億円から1050億円(前期比6.4%減)に、営業利益を110億円から140億円(同18.4%減)にそれぞれ引き上げている。当期に入り7月までモンスターストライクの業績が好調に推移したことが主な要因。
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▽フマキラ <4998>
これまで未定としていた業績予想について、21年3月期上期(20年4-9月)は売上高256億円(前年同期比11.7%増)、営業利益22億7000万円(同6.2倍)、通期は売上高445億円(前期比強含みの横ばい)、営業利益22億円(同23.2%増)としている。
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▽日特建設 <1929>
21年3月期上期(20年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の270億円から300億円(前年同期比5.2%増)に、営業利益を5億1000万円から14億円(同23.7%減)にそれぞれ引き上げている。売上高は、工事の施工促進策などが寄与し、工事利益率の改善が営業利益の押し上げに働く見通し。
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▽ウィルグループ <6089>
21年3月期上期(20年4-9月)および通期の連結業績予想(IFRS)を上方修正。上期は売上高を従来の550億円から570億円(前年同期比6.2%減)に、営業利益を2億円から12億円(同44.7%減)にそれぞれ増額。通期は、売上高は1200億円(前期比1.6%減)で据え置いたが、営業利益を20億円から25億円(同39.7%減)に引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<11日の注目銘柄>=FUJI、蛇の目、ミクシィなど
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2020-08-07 19:15