ゲンダイAG、今期は広告規制強化のなか増収増益を計画

 ゲンダイエージェンシー <2411> が18日引け後に、今3月期の業績予想を開示。自社株買いについても発表した。  今期の業績予想は、売上高は前期比9.2%増の185億円、営業利益は同4.2増の17億円、純利益は同6.7%増の11億円を計画。  広告宣伝規制の再徹底が影響し、パチンコホールの広告需要は依然厳しいと見ている。さらに、消費増税の影響に加え、建築作業員の不足による工期の延期などで、上期にオープン予定であったパチンコホールの新規出店が下期にずれ込むものが多いと予想。中間期予想は営業減益、最終減益を見通すものの、通期では取引店舗数の拡大などで増益となる計画を打ち出している。  今期の配当予想については、中間期・期末とも1円増配の年間30円(前期は28円)を見通している。  ゲンダイAGの前期業績は、売上高が169億4900万円(前々期比2.2%減)、営業利益は16億3100万円(同1.0%減)、純利益は10億3100万円(同1.0%減)となり、減収減益で着地した。  なお、同社は自己株式の取得についても発表。上限90万株(発行済株式数の5.42%)を6億円を上限として、市場買付および自己株式立会外買付で購入する。取得期間は4月18日から6月30日までとなる。(編集担当:片岡利文)
ゲンダイエージェンシーが18日引け後に、今3月期の業績予想を開示。自社株買いについても発表した。
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2014-04-18 16:45