<28日の注目銘柄>=メタウォータ、三桜工、ティーライフなど

▽メタウォータ <9551>
20年9月30日を基準日として、1株につき2株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めるとともに、投資家層の拡大を図ることが目的。
◆
▽三桜工業 <6584>
これまで未定としていた21年3月期上期(20年4-9月)および通期の連結業績予想について、上期は売上高447億円(前年同期比38.3%減)、営業損益29億円の赤字(前年同期は28億7800万円の黒字)、通期は売上高1030億円(前期比27.8%減)、営業損益1億円の赤字(前期は54億5200万円の黒字)としている。上期は日本、米州、欧州、中国、アジアの各地域における主要得意先の工場稼働停止や生産調整および政府による外出制限等による一時的な工場操業停止に伴う国内外の売上の大幅な減少が大きな減益要因となる見込み。一方、7月以降、各地域における全ての工場の稼働の再開、生産および売上の回復が確認されたことを受け、第2波による再度の緊急事態宣言の発出など各地域における大規模な社会的制限が実施されないことを前提に、下期には営業利益28億円(前年同期比8.8%増)を見込んでいる。
◆
▽ティーライフ <3172>
20年7月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の93億7300万円から105億7700万円(前期比13.9%増)に、営業利益を3億6800万円から4億9600万円(同45.6%増)にそれぞれ引き上げている。売上高は、コロナ禍における外出自粛の影響で在宅率が上昇したことにより、ECモールでの巣ごもり需要に対応した商品やテレビショッピングでのサプリメントの販売が大きく伸長したことに加え、新規取得した掛川センターの有効活用および収益化を進めたことが主な要因。利益面は、新規顧客開拓を目的とした広告宣伝費の運用見直しやグループ内での出荷機能の集約による物流コストの圧縮により、販管費が計画を下回ったことが押し上げに働く。
◆
▽DMG森精機 <6141>
21年12月期の連結業績予想(IFRS)を修正。従来は売上収益3200億-3400億円(前期は4857億7800万円)、営業利益50億-100億円(同373億3900万円)としたが、それぞれ下限を3300億円、70億円に引き上げている。足もとの事業環境、および売上収益1543億4400万円(前年同期比35.3%減)、営業利益24億2900万円(同87.9%減)となった上期(1-6月)実績を踏まえたもの。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<28日の注目銘柄>=メタウォータ、三桜工、ティーライフなど
japan,company
2020-08-27 18:30