トラスト・テックの一服場面は狙える、アジア向け人材派遣好調

  技能者派遣と開発系技術者派遣のトラスト・テック <2154> は、4月18日(金)3円安の1559円と7営業日ぶりに小反落している。やや上げ一服となっているが、75日移動平均線がサポートする形で三角保ち合いを形成中。   日本企業のアジアでの現地生産拡大に伴い、製造現場向けに人材派遣の増加しており、中長期的な成長が見込まれることから、押し目買い妙味が膨らみそうだ。   足元の業績、特に業績が好調で人材需要の回復がみられる自動車や自動車部品などの輸送用機器関連企業を中心として、新規顧客への積極的な営業と既存顧客に対する取引拡大及び単価交渉により、業容の拡大と利益率の向上に努め、今6月期業績予想は、売上高178億円(前期比19.3%増)、営業利益12億8000万円(同78.3%増)、経常利益13億円(同61.7%増)、純利益7億8000万円(同69.6%増)と大幅増益で連続最高益更新を見込む。年間配当は30円(普通配当20円 記念配当10円)を予定している。   株価は、1月31日に年初来の高値1626円をつけた後、2月4日に年初来の安値1251円と短期調整した後、75日移動平均線をサポートラインに三角保ち合いを形成している。第2四半期業績が好調に推移しており、5月9日に予定される第3四半期決算の発表に対する期待感もある。下値を着実に切り上げており、上放れする可能性は高い。配当利回り3.2%と利回り妙味も増すことから、ここからの押し目は注目されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
技能者派遣と開発系技術者派遣のトラスト・テック<2154>(東1)は、4月18日(金)3円安の1559円と7営業日ぶりに小反落している。
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2014-04-20 18:30