<7日の注目銘柄>=ケア21、クロスプラス、ジオスターなど

▽ケア21 <2373>
20年10月期第3四半期累計(19年11月-20年7月)の連結業績は、売上高251億5100万円(前年同期比10.2%増)、営業利益11億1300万円(同49.8%増)。施設系事業所の稼働率が全体として予想より高く推移したことに加え、在宅系事業所に関しても新規利用者獲得のための施策効果が予想を上回り、利用者増とサービス提供との好循環が利益効率を押し上げた。これを踏まえ会社側は、通期の業績予想を修正。売上高は従来の340億円(前期比9.8%増)で据え置いたが、営業利益を9億円から13億円(同15.4%増)に引き上げている。
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▽クロスプラス <3320>
21年1月期上期(20年2-7月)および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の225億円から259億400万円(前年同期比18.9%減)に引き上げ、営業損益を11億円の赤字から1億600万円の赤字(前年同期は2400万円の黒字)へと赤字幅を縮小。通期は売上高を495億円から570億円(前期比2.6%減)に増額し、営業損益を10億円の赤字から4億円の黒字(前期は5億2100万円の黒字)に引き上げている。
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▽ジオスター <5282>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の308億円から309億円(前期比11.0%増)に、営業利益を8億円から11億(同21.6%減)にそれぞれ引き上げている。売上高はほぼ計画線だが、増収による売上総利益の改善に加え、徹底したコスト削減が営業利益の押し上げに働く見通し。
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▽ミスターマックス・ホールディングス <8203>
21年2月期8月度の売上高は、既存店が前年同月比16.1%増で、全店は同16.6%増、記録的な猛暑により、エアコンや扇風機、飲料などが大きく売上を伸ばしたほか、巣籠り需要により収納用品やゲーム機など住まいの快適化を図る商品が好調に推移。キャンプやスポーツなど屋外のレジャー用品も伸長した。
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▽ナトコ <4627>
20年10月期第3四半期累計(19年11月-20年7月)の連結業績は、売上高119億1300万円(前年同期比9.6%増)、営業利益9億2300万円(同15.1%減)で、営業利益の通期予想10億6000万円(前期比31.3%減)に対する進ちょく率は87.1%。第4四半期(8-10月)の営業利益予想は計算上1億3700万円(前年同期比70%減)にとどまり保守的な印象。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<7日の注目銘柄>=ケア21、クロスプラス、ジオスターなど
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2020-09-04 19:00