＜８日の注目銘柄＞＝長大、サトウ食品、学情など

▽長大 <9624> 　２０年９月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の３０４億円から３０８億２０００万円（前期比６．３％増）に、営業利益を１９億８０００万円から２５億円（同１３．９％減）にそれぞれ引き上げている。売上高は、新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けながらも、国内公共事業の受注が想定以上に増加したことが主な要因。営業利益は、ＩＴを活用した業務遂行の効率化が奏功した。 　　　　　◆ ▽サトウ食品 <2923> 　２１年４月期第１四半期（２０年５－７月）の連結業績は、売上高６９億７４００万円（前年同期比１３．０％増）、営業損益３億６００万円の黒字（前年同期は３億６４００万円の赤字）。新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした内食需要の高まりにより、「包装米飯製品」が売上高５６億５２００万円（前年同期比１４．３％増）と好調に推移。端境期ではあるが、「包装餅製品」も売上高を１３億１７００万円（同８．２％増）に伸ばした。 　これを踏まえ会社側はこれまで未定としていた上期（２０年５－１０月）および通期の業績予想について、上期は売上高１６８億４０００万円（同２．８％増）、営業損益１０００万円の赤字（前年同期は３億７０００万円の赤字）、通期は売上高４３５億円（前期比３．１％減）、営業利益９億３０００万円（同２．４％減）としている。 　　　　　◆ ▽学情 <2301> 　同社は２０年３月９日に、取得期間２０年３月１０日－９月３０日の予定で上限３億円、２０万株（自己株式を除く発行済株式数の１．４％）の自己株式を取得するとしていたが、上限を５億円、５０万株（同３．４％）に引き上げ、期間を２０年１２月３１日まで延長するとした。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。ちなみに、９月７日までに取得した株式数は１６万２５００株。 　　　　　◆ ▽ヒマラヤ <7514> 　２０年８月期８月度の売上高（速報）は、「既存店」が前年同月比６．１％増で、「全店＋ネット通販」が同５．０％増。それぞれ７月度の同０．６％増、同１．９％減から勢いを増している。 　　　　　◆ ▽セリア <2782> 　２１年３月期８月度の売上高は、「既存店」が前年同月比６．５％増で、「全社」が同１４．０％増。それぞれ７月度の同５．３％増、同１２．２％増から勢いを増している。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）