<18日の注目銘柄>=アレンザHD、クスリアオキ、ピープルなど

▽アレンザホールディングス <3546>
21年2月期上期(20年3-8月)および通期の連結業績予想を上方修正。上期は営業収益を従来の743億6000万円から810億円(前年同期比21.1%増)に、営業利益を24億円から55億円(同2.7倍)にそれぞれ増額。通期は営業収益を1475億8000万円から1540億円(前期比11.8%増)に、営業利益を36億円から67億円(同2.0倍)に引き上げている。上期において、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う巣ごもり需要等により、DIY用品、園芸、インテリア、収納用品、ペット等の売上が想定以上に好調だったこと、および感染予防としてチラシ配布を中止し、出張を自粛したことで販管費が減少したことが主な要因。
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▽クスリのアオキホールディングス <3549>
21年5月期第1四半期(20年5月21日-8月20日)の連結業績は、売上高776億6900万円(前年同期比7.6%増)、営業利益47億6900万円(同41.0%増)。「ビューティ」は売上高123億5500万円(同0.2%減)にとどまったが、新型コロナウイルス感染症防止対策としてのマスクや消毒液等の衛生関連商品、および外出自粛に伴う食料品・日用品等の需要が急増する中、「ライフ」が売上高488億9400万円(同6.9%増)、「ヘルス」が売上高92億9500万円(同20.6%増)となって全体をけん引。連結営業利益の上期予想81億8800万円(同23.5%増)に対する進ちょく率は58.2%となっている。
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▽ピープル <7865>
21年1月期上期(20年1月21日-7月20日)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の17億8200万円から18億8000万円(前年同期比12.8%増)に、営業利益を5100万円から1億2400万円(同61.0%増)にそれぞれ引き上げている。新型コロナウイルス感染症拡大による消費者の生活の変化に伴い、「屋内遊具シリーズ」、「自転車シリーズ」の需要が顕著に増加した。
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▽三協フロンテア <9639>
21年3月期上期(20年4-9月)および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の222億円から228億円(前期比5.9%増)に、営業利益を31億円から36億5000万円(同5.5%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を460億円から478億円(前期比4.5%増)に、営業利益を65億円から75億円(同3.0%増)に引き上げている。上期において、新型コロナウイルス感染症の影響が想定よりも軽微であったことに加え、3密対策やテレワーク推進などを受け、新たな空間を必要とする、又は、既存の空間を拡張するといったニーズが高まり、同社のユニットハウスの需要が拡大したことが主な要因。
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▽デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
米国Glaukos Corporation(カリフォルニア州)との間で締結している共同研究契約に関して、疾患領域を緑内障以外にも拡大することを目的に、対象疾患に角膜障害と網膜疾患を追加し、新たなライセンス契約を締結。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<18日の注目銘柄>=アレンザHD、クスリアオキ、ピープルなど
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2020-09-17 18:00