日経平均は33円高、ドル・円の上昇が支えに

 21日の日経平均株価は前週末比33円18銭高の1万4549円45銭で寄り付いた。ドル・円がやや上昇したことから日経平均は続伸して寄り付いた。ただ、欧米やアジアの一部地域では前週末から今週の初めにかけてイースターに伴う休場のところが多く、手掛かり材料難で朝方の時点では積極性が乏しい。  業種別では、金融セクターが堅調で、特にオリエントコーポレーション <8585> 、アイフル <8515> などノンバンク株が急伸した。  個別では、前期で復配を発表し、今期で大幅増益を見込んだベスト電器 <8175> が上昇。14年3月期業績予想を上方修正したローランド <7944> も買われた。日本鋳造 <5609> 、日本製罐 <5905> 、かわでん <6648> なども高い。  半面、継続企業の前提に関する事項について注記を記載したマツヤ <7452> は軟調。戦後賠償を巡って中国が船舶一隻を差し押さえたと伝わった商船三井 <9104> もさえない。(編集担当:宮川子平)
21日の日経平均株価は前週末比33円18銭高の1万4549円45銭で寄り付いた。
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2014-04-21 09:00