<25日の注目銘柄>=ガイシ、ニイタカ、神戸物産など

▽日本ガイシ <5333>  21年3月期上期(20年3-8月)および通期の連結業績予想を修正。上期は、売上高を従来の1900億円から1950億円(前年同期比11.3%減)に、営業利益を30億円から100億円(同68.4%減)にそれぞれ増額。通期は、売上高は4200億円(前期比5.0%減)で据え置いたが、営業利益を300億円から330億円(同40.0%減)に引き上げている。上期に、セラミックス事業においては中国市場をはじめとして自動車販売や生産が回復しつつあること、およびコロナ禍におけるデジタル化の進展によって電子部品の需要が増加していることが主な要因。    ◆ ▽ニイタカ <4465>  21年5月期第1四半期(20年6-8月)の連結業績は、売上高46億4600万円(前年同期比8.8%増)、営業利益6億8600万円(同2.5倍)。主力の洗剤および固形燃料は、新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動減速の影響を受け減収となったが、アルコール製剤において、医薬部外品で付加価値が高い手指用消毒液の出荷が多かったことに加え、アクリル製パーティションなど飛沫感染防止設備のウイルス除去ニーズに対応した洗浄剤「ケミガード」等の新製品の投入も奏功。営業利益の通期予想13億円(前期比19.6%減)に対する進ちょく率は52.8%に達している。    ◆ ▽神戸物産 <3038>  20年10月31日を基準日として、1株に付き2株の株式分割を実施すると発表。投資単位の水準を引き下げることにより、株式の流動性の向上および投資家層の更なる拡大を図ることが目的。    ◆ ▽ヒロセ電機 <6806>  21年3月期上期(4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の500億円から600億円(前年同期比0.4%減)に、営業利益を85億円から120億円(同4.0%増)にそれぞれ引き上げ、一転して増益を見込んでいる。産機向けビジネスが堅調に推移する中、自動車向けビジネスおよびスマートフォン向け・コンシューマ向けビジネスが想定より早期に回復していることが主な要因。    ◆ ▽川崎汽船 <9107>  21年3月期上期(4-9月)の連結業績予想について、売上高および営業損益はそれぞれ従来の3090億円(前年同期比17.0%減)、110億円の赤字(前年同期は110億6500万円の黒字)で据え置いたが、経常損益を55億円の赤字から80億円の黒字(同133億7300万円の黒字)に引き上げている。持分法適用会社であるOCEAN NETWORK EXPRESS社の業績が、主に東西航路の荷量および市況の改善により、想定を大幅に上回る見通しとなった。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <25日の注目銘柄>=ガイシ、ニイタカ、神戸物産など
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2020-09-24 18:30