<28日の注目銘柄>=ニトリHD、ハイマックス、ピックルスなど

▽ニトリホールディングス <9843>
21年2月期上期(20年2月21日-8月20日)および通期(20年2月21日-21年2月20日)の連結業績予想を上方修正。上期は、売上高を従来の3189億円から3624億円(前年同期比12.7%増)に、営業利益を577億円から805億円(同44.8%増)にそれぞれ増額。通期は、売上高を6532億円から7026億円(前期比9.4%増)に、営業利益を1122億円から1329億円(同23.7%増)に引き上げている。新型コロナウイルス感染症の影響について、サプライチェーンの停滞による商品供給の遅延リスクや、国内外での個人消費低迷および来店客数の減少が上期まで継続すると仮定し、上期の国内既存店発生売上高前年比は96.2%と計画していたが、外出自粛要請やテレワークの浸透などによる巣ごもり需要の高まりにより、収納整理用品、キッチンダイニング用品、ホームオフィス家具、リビングダイニング家具が売上を牽引。国内既存店発生売上高前年比は114.0%と伸長した。
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▽ハイマックス <4299>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の145億円から151億円(前期比1.6%減)に、営業利益を7億5800万円から11億円(同8.7%増)にそれぞれ引き上げ、一転して増益を見込んでいる。売上高にいては、一部新規プロジェクトの立ち上がりの遅れや中止が発生しているが、クレジット案件等を中心に拡大が見込まれ、従来予想を上回る見通し。利益面は、テレワーク等による感染リスクの低減に取り組みつつ稼働率および生産性の維持に努めるとともに、全般的な経費圧縮を織り込んだ。
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▽ピックルスコーポレーション <2925>
21年2月期上期(20年3-8月)および通期の連結業績予想を上方修正。上期は、売上高を従来の223億2400万円から243億9800万円(前年同期比13.3%増)に、営業利益を14億4000万円から17億8800万円(同28.5%増)にそれぞれ増額。通期は、売上高を430億円から450億円(前期比8.7%増)に、営業利益を19億500万円から23億円(同22.9%増)に引き上げている。
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▽キャリアリンク <6070>
21年2月期上期(20年3-8月)および通期の連結業績予想を上方修正。上期は、売上高を従来の118億4000万円から139億6000万円(前年同期比34.4%増)に、営業利益を5億6500万円から13億円(同3.7倍)にそれぞれ増額。通期は、売上高を231億3200万円から269億8000万円(前期比27.8%増)に、営業利益を5億8500万円から17億9500万円(同2.6倍)に引き上げている。
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▽ジュンテンドー <9835>
21年2月期上期(20年3-8月)および通期の単体業績予想を上方修正。上期は、売上高を従来の248億円から258億9000万円(前年同期比16.6%増)に、営業利益を14億円から19億3000万円(同4.4倍)にそれぞれ増額。通期は、売上高を448億円から475億円(前期比12.1%増)に、営業利益を9億5000万円から19億6000万円(同6.7倍)に引き上げている。
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▽長谷川香料 <4958>
政策保有株式の見直しのため、上場有価証券1銘柄を売却することを決議。売却予定日は20年10月1日-20年12月30日とし、売却益は12億円の見込み。金額が確定し、必要が生じた場合には速やかに開示するとしている。
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▽日本精線 <5659>
21年3月期上期(20年4-9月)の連結経常利益予想を従来の8億円から9億5000万円(前年同期比19.7%増)に引き上げ、未定としていた通期の予想経常利益を21億円(前期比5.1%増)とした。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<28日の注目銘柄>=ニトリHD、ハイマックス、ピックルスなど
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2020-09-25 19:15