<2日の注目銘柄>=キユーピ、アヲハタ、TAKARAなど

▽キユーピ <2809>
20年11月期第3四半期累計(19年12月-20年8月)の連結業績は、売上高3977億9100万円(前年同期比2.4%減)、営業利益204億3200万円(同18.3%減)。2ケタ減益ではあるが、第3四半期(6-8月)に限ると、主力の「調理・調味料」、「サラダ・惣菜」、「フルーツ ソリューション」、「ファインケミカル」の貢献で、営業利益は95億5800万円(同2.9%増)と増益に転じている。
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▽アヲハタ <2830>
20年11月期第3四半期累計(19年12月-20年8月)の連結業績は、売上高155億9800万円(前年同期比2.0%増)、営業利益6億5000万円(同72.7%増)。「産業用」および「生産受託他」は減収が続いたか、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う内食需要の高まりでジャムやホイップ・スプレッドなど「家庭用」が売上を伸ばして全体をけん引。営業利益の通期予想8億円(前期比59.6%増)に対する進ちょく率は81.3%となっている。
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▽TAKARA & COMPANY <7921>
20年5月期第1四半期(20年6-8月)は、連結売上高78億4400万円(前年同期比21.4%増)、営業利益16億3200万円(同23.0%増)。新型コロナウイルス感染症の影響で株主総会招集通知および関連文書の翻訳の売上がずれ込んだことや、決算・開示に係る支援等のコンサルティングの売上が増加したことにより、主力の「ディスクロージャー関連」が営業利益を17億7800万円(同37.9%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は上期(6-11月)予想の15億円(同6.0%増)を超過している。
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▽ユニチカ <3103>
これまで未定としていた業績予想について、21年3月期上期(20年4-9月)は売上高545億円(前年同期比9.9%減)、営業利益56億円(同95.4%増)、通期は売上高1100億円(前期比8.0%減)、営業利益72億円(同31.7%増)としている。
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▽フジ <8278>
21年2月期上期(20年3-8月)の連結業績予想を上方修正。営業収益を従来の1540億円から1543億9000万円(前年同期比1.7%減)に、営業利益を11億円から25億7800万円(同25.4%減)にそれぞれ引き上げている。営業収益はほぼ想定線だが、粗利益率改善への取り組み、計画を大幅に上回る販管費の削減が営業利益の押し上げに働いた。
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▽セキチュー <9976>
21年2月期上期(20年2月21日-8月20日)の単体業績は、営業収益169億8100万円(前年同期比10.2%増)、営業利益10億7000万円(同3.3倍)で、営業利益は通期(20年2月21日-21年2月20日)予想の8億円(前期比70.6%増)を超過。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<2日の注目銘柄>=キユーピ、アヲハタ、TAKARAなど
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2020-10-01 18:00