<6日の注目銘柄>=クリエイトH、WNIウェザ、トーセイなど

▽クリエイトSDホールディングス <3148>  21年5月期第1四半期(20年6-8月)の連結業績は、売上高860億1400万円(前年同期比12.4%増)、営業利益54億3900万円(同55.6%増)。主力の「ドラッグストア事業」において、前期からの新規出店による店舗数の増加や、調剤部門の堅調な推移に加え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、マスク・消毒液などの感染予防関連商材や、外出自粛に伴う食料品・日用品等の巣ごもり消費の需要が増加したことで、売上高は計画を上回り2ケタ増収を達成。営業利益の上期(6-11月)予想79億4000万円(同12.8%増)に対する進ちょく率は68.5%となっている。    ◆ ▽ウェザーニューズ <4825>  21年5月期第1四半期(20年6-8月)の連結業績は、売上高44億3700万円(前年同期比8.2%増)、営業利益2億5800万円(同33.9%増)。「BtoB(法人)事業」は売上高28億5700万円(同0.1%減)と伸び悩んだが、モバイル・インターネット気象において、ニュース記事配信数の充実やTVCM等の広告によりトラフィックが増大する中、「BtoS(個人)」が売上高を20億8000万円(同19.4%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の上期(6-11月)予想5億円(同34.2%減)に対する進ちょく率は51.6%となっている。    ◆ ▽トーセイ <8923>  20年11月期の連結業績予想(IFRS)を修正。売上高は従来の648億9700万円から646億4600万円(前期比6.5%増)に減額したが、営業利益を46億8000万円から56億6400万円(同55.4%減)に引き上げている。不動産流動化事業において、第3四半期(20年6-8月)および第4四半期(9-11月)の売上総利益率が上振れする見込みであること、また、 不動産ファンド・コンサルティング事業において、新規大型案件のアセットマネジメント契約を受託したことから9月末時点における受託資産残高が1兆円に到達し、これらの受託に伴うアクイジションフィーならびにその他報酬等が見込まれることを織り込んだ。    ◆ ▽ダイケン <5900>  21年2月期上期(20年3-8月)の単体業績予想を修正。売上高は従来の52億円から49億3800万円(前年同期比3.8%減)に減額したが、営業利益を6000万円から1億2500万円(同2.7倍)に引き上げている。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、営業活動等は一部制限されたが、感染症拡大防止対策製品が堅調に推移した他、輸送コスト改善への注力、展示会の自粛等を受けた広告宣伝費等の抑制が利益の押し上げに働いた。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <6日の注目銘柄>=クリエイトH、WNIウェザ、トーセイなど
japan,company
2020-10-05 17:45