<7日の注目銘柄>=ディスコ、ビックカメラ、コジマなど

▽ディスコ <6146>
21年3月期第2四半期(20年7-9月)の個別売上高は395億5000万円で、前年同期比33.2%増。前四半期からも28.9%増加している。これにより上期(4-9月)の売上高は702億3600万円(同22.4%増)となり、計画を4.4%超過。
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▽ビックカメラ <3048>
20年8月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の8410億円から8478億円(前期比5.2%減)に、営業利益を35億円から120億7000万円(同47.4%減)にそれぞれ引き上げている。緊急事態宣言下において、東京を中心に全国で生じた店舗の休業や営業時間の短縮などによるマイナスの影響は想定以上だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って活況となったテレワークや巣ごもりの需要に加え、インターネット通販の伸長、特別定額給付金の後押しもあり、売上高は計画を超過。さらに経費の効率的運用や抑制により、営業利益は大幅に上ブレる見通しとなった。
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▽コジマ <7513>
20年8月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の2740億円から2880億円(前期比7.4%増)に、営業利益を26億円から72億円(同12.0%増)にそれぞれ引き上げ、一転して増益を見込んでいる。新型コロナウイルス感染症の拡大等によりテレワークで使用するパソコンや周辺機器の需要が急増したことに加え、テレビ、ゲーム機、調理器具といった「巣ごもり」に役立つ商品も好調に推移。プライベートブランド商品の拡売による売上総利益率の改善、固定費の削減や変動費のコントロールもあり、営業利益は大幅に上ブレる見通しとなった。
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▽Olympicグループ <8289>
これまで未定としていた連結業績予想について、21年2月期上期(20年3-8月)は営業収益578億6000万円(前年同期比14.8%増)、営業利益32億円(同9.8倍)、通期は営業収益1090億円(前期比8.5%増)、営業利益46億円(同6.8倍)としている。行動制限による巣ごもり需要や衛生関連商品、内食・中食需要を取り込めたことで、大幅増益を達成する見通し。
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▽アドヴァン <7463>
取得期間20年10月7-30日の予定で上限3億円、24万株(自己株式を除く発行済株式数の0.6%)の自社株買いを実施すると発表。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にすることが目的。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<7日の注目銘柄>=ディスコ、ビックカメラ、コジマなど
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2020-10-06 17:15