<8日の注目銘柄>=ウエルシアH、農業総合研、ベル24HDなど

▽ウエルシアホールディングス <3141>
21年2月期上期(20年3-8月)の連結業績は、売上高4766億5600万円(前年同期比11.5%増)、営業利益264億8100万円(同44.0%増)。新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、感染症予防対策商品や食品等の需要増により物販売上高が大きく牽引。連結売上高で113億5600万円、営業利益で66億8100万円それぞれ従来予想を超過した。これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の9350億円から9541億円(前期比9.9%増)に、営業利益を388億円から433億円(同14.5%増)にそれぞれ引き上げている。
◆
▽農業総合研究所 <3541>
20年8月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の32億円から34億7300万円(前期比21.8%増)に、営業損益を4000万円の赤字から3600万円の黒字(同18.2%減)にそれぞれ引き上げている。新型コロナウイルス感染症による巣ごもり消費や内食需要の拡大を背景とした青果需要の高まりにより、売上高は想定を超過。利益面は、増収効果に加え、緊急事態宣言下に伴う営業自粛による事業経費の未消費があったことにより、黒字転換する見通し。
◆
▽ベルシステム24ホールディングス <6183>
21年2月期上期(20年3-8月)の連結業績(IFRS)は、売上収益668億7100万円(前年同期比6.1%増)、営業利益66億2300万円(同12.6%増)。主力の「CRM事業」において、新型コロナウイルスの感染拡大による影響はあったものの、社会インフラとしてのスポット需要および前期に開始した既存継続案件が拡大した他、伊藤忠商事 <8001> および凸版印刷 <7911> との協業強化によるシナジー案件も堅調に推移したこと等により、売上収益は同6.6%増加。同一労働同一賃金による人件費の上昇を吸収して税引前利益が63億1100万円(同13.0%増)に増加するなか、連結営業利益の通期予想115億円(前期比3.6%増)に対する進ちょく率は57.6%となっている。
◆
▽イオンファンタジー <4343>
21年2月期上期(20年3-8月)の連結業績は、売上高163億8000万円(前年同期比58.0%減)で、営業損益は57億9800万円の赤字(前年同期は28億5200万円の黒字)。大幅減益ではあるが、第2四半期(6-8月)に限ると営業損益は16億6300万円の赤字と、第1四半期(3-5月)の41億3600万円の赤字から赤字幅が大きく縮小している。
◆
▽コーア商事ホールディングス <9273>
20年11月5日を基準日として、1株に付き2株の株式分割を実施すると発表。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<8日の注目銘柄>=ウエルシアH、農業総合研、ベル24HDなど
japan,company
2020-10-07 18:00