<14日の注目銘柄>=古野電、パルGH、ダイトなど

▽古野電気 <6814>
21年2月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の790億円から820億円(前期比1.3%減)に、営業利益を15億円から30億円(同24.4%増)にそれぞれ引き上げている。「舶用事業」および「産業用事業」ともに総じて想定を上回るペースでの市況回復が見込まれ、「無線LAN・ハンディターミナル事業」では、引き続き「GIGAスクール構想」に伴う需要の増加が期待されることが主な要因。
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▽パルグループホールディングス <2726>
21年2月期上期(20年3-8月)の連結業績は、売上高451億6500万円(前年同期比32.5%減)で、営業損益は17億6100万円の赤字(前年同期は55億2400万円の黒字)だが、第2四半期(6-8月)に限ると営業損益は13億2700万円の黒字(前年同期比28.6%減)に浮上している。これを踏まえ、これまで未定としていた通期の業績予想について、売上高1047億8000万円(前期比20.7%減)、営業損益6億1000万円の赤字(前期は90億6700万円の黒字)とした。
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▽ダイト <4577>
21年5月期第1四半期(20年6-8月)の連結業績は、売上高137億300万円(前年同期比17.5%増)、営業利益19億4700万円(同43.5%増)。「原薬」が売上高71億6300万円(同3.4%増)と堅調に推移する中、自社開発ジェネリック医薬品、医療用医薬品における新薬や長期収載品の製造受託、一般用医薬品の増加などで「製剤」が売上高を64億7800万円(同38.6%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の通期予想49億5000万円(前期比7.6%減)に対する進ちょく率は39.3%となっている。
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▽PR TIMES <3922>
21年2月期上期(20年3-8月)の単体業績は、売上高17億4100万円(前年同期は連結のため増減比較はない)、営業利益6億3100万円。売上高で2億2600万円、営業利益で3億8100万円それぞれ従来予想を上回っている。「マスク」、「消毒液」など新型コロナウイルス関連やテレワーク関連等のプレスリリースの発信が多くあったこと、および5月下旬に緊急事態宣言が解除されたことで、6月以降のプレスリリース件数がコロナ禍以前の成長率を取り戻していることが主な要因。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<14日の注目銘柄>=古野電、パルGH、ダイトなど
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2020-10-13 18:15