<20日の注目銘柄>=三和HD、大建工、イントラストなど

▽三和ホールディングス <5929>
21年3月期上期(20年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1780億円から1909億円(前年同期比12.7%減)に、営業利益を51億円から95億円(同45.1%減)にそれぞれ引き上げている。新型コロナウイルス感染症拡大による落ち込みが期初に想定したほどに至らなかったことが主な要因。
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▽大建工業 <7905>
21年3月期上期(20年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の890億円から926億7000万円(前年同期比5.0%減)に、営業利益を20億円から28億7000万円(同24.3%減)にそれぞれ引き上げている。新型コロナウイルス感染症の影響で、第1四半期(4-6月)において特に落ち込みの大きかった米国住宅市場が、7月以降に想定を超えて急回復したことが主な要因。
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▽イントラスト <7191>
21年3月期上期(20年4-9月)および通期の単体業績予想を修正。上期は、売上高は従来の20億3000万円から20億1700万円(前年同期比17.8%増)に減額したが、営業利益を5億200万円から5億6700万円(同13.6%増)に増額。通期は、売上高は42億5000万円(前期比17.2%増)で据え置いたが、営業利益を11億円から11億6600万円(同14.2%増)に引き上げている。上期において、売上高は若干の未達だが、利益面は、弁護士移管事案が想定を下回ったことなどで貸倒費用が抑制されたこと、およびリモートワークの推進等により残業等の人件費、通信費等が抑制されたことで上ブレる見通し。通期は上期の推移を踏まえた。
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▽扶桑電通 <7505>
20年9月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の400億円から403億5000万円(前期比3.8%増)に、営業利益を8億5000万円から9億4000万円(同21.1%増)にそれぞれ引き上げている。売上高が計画を若干超過する中、粗利益率の改善に努めたことが主な要因。
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▽ディーブイエックス <3079>
21年3月期上期(20年4-9月)の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の192億7900万円から193億1000万円(前年同期比12.7%減)に、営業利益を1億5500万円から2億4500万円(同45.1%減)にそれぞれ引き上げている。売上高は概ね計画線だが、利益面は、価格交渉の妥結による利益率の改善、インセンティブの獲得、販売商品構成の変化等による利益率の向上や、販管費の減少等が押し上げに働く見通し。
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▽南陽 <7417>
21年3月期上期(20年4-9月)および通期の連結業績予想を上方修正。上期は、売上高を従来の145億円から147億円(前年同期比9.4%減)に、営業利益を4億5000万円から7億1000万円(同21.3%減)にそれぞれ増額。通期は、売上高を305億円から315億円(前期比8.2%減)に、営業利益を13億円から16億5000万円(同22.0%減)に引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<20日の注目銘柄>=三和HD、大建工、イントラストなど
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2020-10-19 17:15