＜２８日の注目銘柄＞＝新光電工、エムケー精工、医学生物など

▽新光電気工業 <6967> 　２１年３月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の１７１１億円から１７７３億円（前期比１９．５％増）に、営業利益を１０７億円から１３５億円（同４．２倍）にそれぞれ引き上げている。、テレワーク、オンライン学習の拡大ならびに５Ｇ（第５世代移動通信システム）の実用化などを背景として、サーバーおよびパソコン向けにフリップチップタイプパッケージの受注が引き続き好調に推移する見込みであることが主な要因。大型の設備投資を展開してきたフリップチップタイプパッケージの生産ラインは１０月度から量産稼働を開始しており、順次、生産増加に寄与する見通し。 　　　　　◆ ▽エムケー精工 <5906> 　２１年３月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の２３０億円から２４５億円（前期比０．５％増）に、営業利益を６億円から１０億５０００万円（同３．８％増）にそれぞれ引き上げ、一転して増益を見込んでいる。上期において、新型コロナウイルスの影響で移動制限や各種イベントの中止・縮小など営業活動の制限を余儀なくされたが、ライフ＆サポート事業における一般家庭向けの電子レンジ置台、小型保冷米びつおよびパン焼き機は、巣ごもり需要の増加によりインターネット販売を中心に好調に推移し、音響関連も新商品の投入で伸長したことが主な要因。 　　　◆ ▽医学生物学研究所 <4557> 　ＪＳＲ <4185> による株式の公開買付けに賛同。買い付け価格は１株に付き４４００円。 　　　◆ ▽ＭｏｎｏｔａＲＯ <3064> 　２０年１２月期第３四半期累計（１－９月）の連結業績は、売上高１１４８億３７００万円（前年同期比１８．８％増）、営業利益１４３億６８００万円（同２７．１％増）で、営業利益の通期予想１８５億６９００万円（前期比１７．２％増）に対する進ちょく率は７７．４％。第４四半期（１０－１２月）の営業利益予想は計算上４２億１００万円（前年同期比７．４％減）にとどまり保守的な印象。 　　　◆ ▽さくらインターネット <3778> 　２１年３月期上期（２０年４－９月）の連結営業利益は６億１００万円（前年同期比４７．５％増）で、従来予想を３億４１００万円超過。 　　　◆ ▽日電子 <6951> 　連結営業利益予想を上方修正。上期は従来の９億円から２３億円（前年同期比５６．８％増）に、通期は４０億円から５１億円（前期比２７．５％減）にそれぞれ引き上げている。 　　　◆ ▽早稲田アカデミー <4718> 　２１年３月期上期（２０年４－９月）の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の１１５億８３００万円から１１９億４３００万円（前年同期比３．１％減）に、営業利益を１億１１００万円から３億３２００万円（同５７．４％減）にそれぞれ引き上げている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）