寺岡製が前期予想を最終赤字に修正、株価は小動き

 寺岡製作所 <4987> が小動き。前週末の終値である387円近辺でもみ合っている。  同社は18日引け後に前3月期業績予想の修正を発表した。通期の売上高は、従来予想の201億円から205億2000万円(前々期比2.9%増)に増額。一方、営業損益は1億1000万円の黒字から1億500万円の赤字(前々期は9200万円の赤字)と黒字転換予想が一転して赤字幅拡大となり、最終損益も1億円の黒字から9億3000万円の赤字(同2億6300万円の黒字)に転落している。  インドネシア生産子会社の生産増強費用が負担となったほか、茨城工場の粘着テープ製造設備における13億83000万円の減損損失計上も最終赤字の要因となったという。  寺岡製の株価は3月25日に380円の年初来安値を付けており、直近も底値圏で推移していることから、最終赤字転落でも売りは限定的となった。(編集担当:片岡利文)
寺岡製作所が小動き。前週末の終値である387円近辺でもみ合っている。
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2014-04-21 13:15