<5日の注目銘柄>=あすか薬、扶桑薬、高橋ウォールなど

▽あすか製薬 <4514>
21年3月期上期(20年4-9月)の連結業績は、売上高274億300万円(前年同期比3.1%増)、営業利益19億4600万円(同2.6倍)。20年3月に投薬期間制限が解除された子宮筋腫治療剤「レルミナ」の伸長、難吸収性リファマイシン系抗菌薬「リフキシマ」等の増加に加え、同9月に締結した杏林製薬との共同開発権等に伴う契約一時金の計上で好調に推移する中、営業利益は通期予想の20億円(前期比32.7%増)に肉薄している。
◆
▽扶桑薬品工業 <4538>
21年3月期上期(20年4-9月)の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の245億円から249億円(前年同期比5.2%増)に、営業利益を8億円から17億円(同2.9倍)にそれぞれ引き上げている。後発医薬品の販売促進等で売上高は計画を超過し、想定に比べ売上原価率が低減したことや、販管費の減少が利益の押し上げに働く見通し。
◆
▽高橋カーテンウォール工業 <1994>
20年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の68億5000万円から72億5000万円(前期比56.8%減)に、営業利益を4億1000万円から6億5000万円(同74.2%減)にそれぞれ引き上げている。売上高は、来期に完成予定だった工事の一部が今期に完成する見込みとなったことが主な要因。利益面は、増収効果に加え、一部工事の採算が大幅に改善したことが押し上げに働く見通し。
◆
▽SECカーボン <5304>
21年3月期上期(20年4-9月)の連結業績予想について、売上高は従来の105億円から102億円(前年同期比42.8%減)に減額したが、営業利益を19億円から23億3300万円(同71.0%減)に引き上げている。
◆
▽ケーズホールディングス <8282>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の7400億円から7650億円(前期比8.0%増)に、営業利益を358億円から400億円(同21.3%増)にそれぞれ引き上げている。
◆
▽武蔵精密工業 <7220>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1800億円から1870億円(前期比20.9%減)に、営業損益を9億円の赤字から15億円の黒字(同79.4%減)にそれぞれ引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<5日の注目銘柄>=あすか薬、扶桑薬、高橋ウォールなど
japan,company
2020-11-04 18:30