日本の自動車メーカー、中国市場での復活に向けた「決心と自信」=中国メディア

 20日に開幕した北京モーターショーで世界初公開となった車は118台に達し、過去最多となった。  北京商報はこのほど、アナリストの分析を引用し、「北京モーターショーで初めて公開される車の台数が過去最多を更新したことは、メーカーが中国市場を重視していることを示すと同時に、中国のモーターショーの地位が向上したことを意味する」と論じた。  また、日本の自動車メーカーの出展について「初公開の車が増えていることは、中国市場での復活に向けた決心と自信を示すもの」と論じた。  トヨタは合弁パートナーとともに38台を出展した。新型カローラやEVコンセプトカー「朗世(英語名:RANZ)」のほか、次世代燃料電池自動車(FCV)の「TOYOTA FCV Concept」や、プラグインハイブリッド(PHV)のコンセプトカー「NS4」、直感で通じ合えるクルマ「TOYOTA FV2」や親子で楽しむクルマ「Camatte(カマッテ)」が大きな目玉となっている。  また、ホンダは中国市場向け新型車のコンセプトモデルを含め、2台のコンセプトモデルを展示したほか、日産も世界初公開となる新型セダンコンセプトを展示した。  中国の高級車市場が成長を続けていることを受け、北京モーターショーには多くの高級車が展示されている。メルセデス・ベンツはコンセプト クーペSUVを展示、同SUVの市販版は「MLC」と名付けられる可能性があるという。また、レクサスは初のコンパクトクロスオーバーSUV「NX」を発表した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
20日に開幕した北京モーターショーで世界初公開となった車両は118台に達し、過去最多となった。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-04-21 14:15