東天紅が急動意、保有資産売却で今期は純利益20億円を計画

 東天紅 <8181> は21日午後2時に開示した14年2月期決算をきっかけに急動意。一時21円高(11.67%高)の201円を付けた。200円台回復は3月17日以来約1カ月ぶり。  14年2月期の売上高は前期比7.6%減の63億2300万円、営業赤字は1億5500万円(前期は1億4800万円の黒字)とほぼ従来計画通りだったが、2億円の赤字を見込んでいた最終損益は2億900万円の黒字(前期比9.4倍)で着地した。上野本店の建設工事の影響もあり、宴会部門や婚礼部門とも売上高が減少したものの、繰延税金資産5億7200万円の計上もあって最終黒字を確保できた。  15年2月期は売上高65億円(前期比2.8%増)、営業利益5000万円を計画し、保有資産の売却益により、純利益は20億円(同9.5倍)を見込んだ。配当予想は中間期を無配としたが、期末は未定。(編集担当:宮川子平)
東天紅は21日午後2時に開示した14年2月期決算をきっかけに急動意。
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2014-04-21 14:15