<16日の注目銘柄>=CKD、ソディック、イーソルなど

▽CKD <6407>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の965億円から1000億円(前期比0.7%減)に、営業利益を32億1000万円から49億円(同6.3%減)にそれぞれ引き上げている。上期(20年4-9月)において、新型コロナウイルス感染拡大の影響により遅延が見込まれていた自動包装システムの売上を順調に計上できたこと、および機器部門の海外市場が、東アジアの中国でいち早く経済活動が再開して製造業全般で生産活動の正常化が進み、韓国や台湾では半導体設備投資が堅調だったことが主な要因。
◆
▽ソディック <6143>
20年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の545億円から554億円(前期比18.0%減)に、営業利益を10億円から13億円(同62.0%減)にそれぞれ引き上げている。中国市場での需要継続や、日本および欧米において事業活動が再開されたことで放電加工機の販売が回復基調となっていることが主な要因。20年12月期第3四半期累計(1-9月)は売上高407億4400万円(前年同期比18.0%減)、営業利益8億2700万円(同69.9%減)だった。
◆
▽イーソル <4420>
20年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の86億5400万円から90億2500万円(前期比6.4%減)に、営業利益を2億2400万円から6億200万円(同19.5%減)にそれぞれ引き上げている。主力の「組込みソフトウエア事業」において、第3四半期(7-9月)にソフトウエア製商品売上が伸びたこと、さらに、開発分担の見直しを行ったことにより、同社が保有するソフトウエアのライセンスおよびエンジニアリングサービスを提供している主要取引先のオーバスに対して、これまでライセンス提供していた車載向け周辺ソフトウエアの一部を第4四半期(10-12月)中に譲渡することとなり、その売上を計上する見込みとなったことが主な要因。
◆
▽アプライド <3020>
21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の306億円から325億円(前期比0.9%増)に、営業利益を18億円から20億円(同0.9%増)にそれぞれ引き上げている。BtoC販売においては、新型コロナウイルスの感染拡大により、在宅ワークやオンライン授業等での利用を目的としたパソコン導入が進み、同時に導入に伴う技術サービスの提供が伸長。BtoB販売においては、オンライン商談の浸透等によりパソコン需要が拡大するなか、技術力を活かした高付加価値商品販売を軸に差別化を推進したことが奏功している。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<16日の注目銘柄>=CKD、ソディック、イーソルなど
japan,company
2020-11-13 19:30