韓国で「消費落ち込み」、旅客船沈没事故の影響か・・・特に「酒類」が不振=中国

韓国メディアによれば、韓国南西部の珍島(チンド)沖で発生した旅客船セウォル号の沈没事故を受け、韓国国内の消費が落ち込んでいる。韓国のコンビニエンスストアが21日に公表したデータによれば、沈没事故が起きた16日以降、酒類の販売額が前週比で減少したという。人民日報が報じた。
記事によれば、気温の上昇とともに、韓国では酒類の販売が伸びつつあったが、沈没事故の発生によってビールの販売額は4%も落ち込んだ。焼酎や洋酒は2.4%減、ワインは9.6%減に達した。
また、旅行の延期・中止などの影響により、シャンプーや歯磨き粉などといったアメニティの販売額は8.4%減、紙コップなどのグッズは7.2%減となった。
また、週末は天気に恵まれた韓国だったが、ソウル大公園の19日の入園者数は前週比22%減の2万7700人にとどまったほか、ロッテワールドの入場者数も事故前の平均入場者数を大きく下回った。
韓国セブン-イレブンの関係者は、「国家レベルの災難が消費に直接的な影響を与えている」とし、娯楽や旅行の自粛がコンビニエンスストアの販売に影響を及ぼしていると述べた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Bogdan Ionescu/123RF.COM)
韓国メディアによれば、韓国南西部の珍島沖で発生した旅客船セウォル号の沈没事故を受け、韓国で消費が落ち込んでいる。韓国のコンビニエンスストア・セブン-イレブンが21日に公表したデータによれば、沈没事故が起きた16日以降、酒類の販売額が前週比で減少したという。人民日報が報じた。(イメージ写真提供:(C)Bogdan Ionescu/123RF.COM)
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2014-04-21 15:30