＜２０日の注目銘柄＞＝キユーピ、ソラスト、アクセルなど

▽キユーピ <2809> 　２０年１１月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の５３００億円（前期比２．９％減）で据え置いたが、営業利益を２４０億円から２７５億円（同１４．２％減）に引き上げている。新型コロナウイルスの影響で業務用向け商品を中心に厳しい環境が続いているため売上高は想定線だが、利益面は、コスト低減の取り組みの強化に加え、海外での利益回復が予想を上回る見込みであることが押し上げに働く。 　　　　　　　　◆ ▽ソラスト <6197> 　２１年３月期１０月度の介護サービス利用状況で、訪問介護が１万４０８６人（前年同月比９０．３％増）とほぼ倍増し、デイサービスも１万２３６０人（同７．９％増）と順調な推移を示した。「日本エルダリーケアサービス」（東京都港区）および「ファイブシーズヘルスケア」（兵庫県神戸市）を子会社化したことによるもの。 　　　　　　　　◆ ▽アクセル <6730> 　１９日の終値７８７円で、２０日午前８時４５分の東証自己株式立会外取引において上限５０万株（自己株式を除く発行済株式数の４．４６％）の自己株式の買付委託を行うと発表。資本効率の向上および経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の遂行を可能にするとともに、今後交付する譲渡制限付株式およびストックオプションの行使に伴い交付される株式にも今回取得した自己株式を充当する予定。 　　　　　　　　◆ ▽シキボウ <3109> 　抗ウイルス加工「フルテクト」を施した機能素材が、新型コロナウイルスに対しても抗ウイルス効果がある旨の試験結果を得たと発表。繊維上に付着したウイルスのエンベロープに変化を生じさせ、その結果としてウイルスの感染力を失わせる。使用薬剤は、有機系　第四アンモニウム塩で、急性経口毒性・変異原性・皮膚刺激性・皮膚感作性の安全性は確認されているという。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）