日経平均は小反落、材料株を物色=長島和弘

■今日の動きから  4月21日の東京株式市場、日経平均株価は3円89銭安の1万4512円38銭と小反落しました。円安推移を好感し、133円高と続伸する場面も見られましたが、今晩の米国市場を見極めようと上値追いに慎重な展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は90、値下り銘柄数は118、変わらずは17。東証1部上場値上り664銘柄、値下り970銘柄、変わらず169。全33業種中20業種が値下がり。TOPIXは5営業日ぶりに反落。マザーズは反落。東証REITは4営業日ぶりに反落となりました。  日経平均採用銘柄では、日経寄与度の高いソフトバンク <9984> が5連騰しましたが、ファーストリテ <9983> やファナック <6954> が反落するなどしました。  今期黒字予想を好感し、リソー教育 <4714> がストップ高するなど、材料株を物色する動きが見られました。  明日は米国株式市場や為替市場の動向次第といった感はあるが、材料の出た銘柄を個別物色する動きは続きそうだ。(執筆者:長島和弘)
明日は米国株式市場や為替市場の動向次第といった感はあるが、材料の出た銘柄を個別物色する動きは続きそうだ。
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2014-04-21 15:45