<26日の注目銘柄>=片倉、アイホン、あすか薬など

▽片倉工業 <3001>  20年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の386億円から394億円(前期比10.5%減)に、営業利益を25億円から30億円(同16,8%増)にそれぞれ引き上げ、一転して2ケタ増益を見込んでいる。売上高は、不動産事業においてコロナ禍によるテナント賃料減があったものの、医薬品事業におけるニトログリセリン静注の増加や、前回修正(8月13日)以降のテナント売上高、テナント賃料水準の回復が主な要因。利益面は医薬品事業、不動産事業の増収、各事業における経費節減が押し上げに働く見通し。       ◆ ▽アイホン <6718>  これまで未定としていた21年3月期の連結業績予想について、売上高444億円(前期比8.4%減)、営業利益24億円(同15.3%減)とした。第2四半期(20年4-9月)までの実績と現下の受注状況など、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき算出。下期(20年10月-21年3月)の営業利益予想は計算上12億1500万円(前年同期比94.4%増)と大幅増益を見込んでいる。       ◆ ▽あすか製薬 <4514>  国内で開発中のGnRHアンタゴニスト「TAK-385(一般名:レルゴリクス)」の子宮内膜症患者を対象とした第3相比較試験において、主要評価項目を達成したと発表した。この試験は骨盤痛を有する子宮内膜症患者に24週間投与した時の有効性および安全性をGnRHアゴニストのリュープロレリン酢酸塩と比較・評価するために実施されたもの。       ◆ ▽アイロムグループ <2372>  100%子会社「IDファーマ」が開発を進めている新型コロナウイルスワクチンの非臨床薬理試験において、新型コロナウイルスに対する中和抗体の産生および細胞性免疫の誘導を確認したと発表。       ◆ ▽京都きもの友禅 <7615>  25日の終値227円で、26日午前8時45分の東証自己株式立会外取引において上限23万株(自己株式を除く発行済株式数の1.86%)の自己株式の買付委託を行うと発表。資本政策の柔軟性、機動性を確保することを可能とすることが目的。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <26日の注目銘柄>=片倉、アイホン、あすか薬など
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2020-11-25 17:45