<1日の注目銘柄>=トリケミカル、シンデンハイ、エンプラスなど

▽トリケミカル研究所 <4369>  21年1月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の91億5000万円から98億円(前期比18.5%増)に、営業利益を23億7000万円から26億5000万円(同13.9%増)にそれぞれ引き上げている。最先端の半導体に向けた化学材料を中心に、顧客の需要が想定以上の水準で推移していることが主な要因。21年1月期第3四半期累計(20年2-10月)は、売上高73億3900万円(前年同期比20.0%増)、営業利益22億300万円(同31.7%増)だった。       ◆ ▽シンデン・ハイテックス <3131>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の382億円から470億円(前期比6.1%増)に、営業利益を7億3000万円から7億5000万円(同51.2%増)にそれぞれ引き上げている。21年3月期上期(20年4-9月)において、車載用機器およびOA用機器向け需要の減少や、バッテリビジネスおよび開発案件の遅延等のマイナス要因を、新規有機ELビジネスの量産化、医療用機器向けおよびスマホ周辺機器向けの需要の増加、文教機器向けの前倒し需要増でリカバリーしたことが主な要因。       ◆ ▽エンプラス <6961>  取得期間20年12月1日-21年3月31日の予定で、上限15億円、50万株(自己株式を除く発行済株式数の4.35%)の自社株買いを実施すると発表。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることが目的。       ◆ ▽ゼネラルパッカー <6267>  21年7月期第1四半期(20年8-10月)の連結業績は、売上高23億3900万円(前年同期比2.4%減)、営業利益3億1700万円(同14.5%増)。売上高は、前年同期の「生産機械事業」における大型プラント案件の反動で減収となったが、「包装機械事業」における前期からの繰越案件の寄与、および販管費を中心とした経費抑制により、営業利益は2ケタ増益を達成。上期(20年8月-21年1月)予想の4億4800万円(同10.8%増)に対する進ちょく率は70.8%となっている。       ◆ ▽アドウェイズ <2489>  20年12月7日付けで、東証マザーズから東証1部に市場変更されると発表。       ◆ ▽ラクーンホールディングス <3031>  21年4月期上期(20年5-10月)の連結業績は、売上高21億4900万円(前年同期比28.9%増)、営業利益6億6200万円(同81.4%増)。「EC事業」が営業利益6億1700万円(同59.1%増)、「フィナンシャル事業」が営業利益2億6900万円(同79.7%増)と共に好調に推移する中、営業利益の通期予想11億8000万円-12億7000万円(前期比67.1%増-79.9%増)に対する進ちょく率は、上限の52.1%となっている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <1日の注目銘柄>=トリケミカル、シンデンハイ、エンプラスなど
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2020-11-30 17:30