最高益更新予想の２月期決算銘柄は＝金山敏之

　３月下旬からスタートした２月期決算企業の本決算発表も今週でほぼ出尽くしました。その集計結果を東証１部上場企業を対象にみてみると、２０１４年２月期の経常利益は２％の増益に止まりました。大幅な円安による原価の上昇を吸収しきれず、計画を大きく下回って着地する企業が少なからずみられました。また、２０１５年２月期は８割以上の企業が経常増益を見込み７％を超す増益となる見通しです。 　このように２月期決算企業の２０１５年２月期が増益見通しとなるなか最高益更新の予想を発表した企業も少なくありません。そこで今回は最高益更新予想の２月期決算企業をピックアップしてみました。セブンイレブンを展開する７＆ＩＨＤ <3382> やローソン <2651> 、ファミリーマート <8028> など大手コンビニが揃って最高益を更新する見通しとなっているほか、ＡＢＣマート <2670> やニトリＨＤ <9843> 、しまむら <8227> などの専門店も最高益更新の予想となっています。（執筆者：金山敏之　マネックス証券シニア・マーケットアナリスト　編集担当：サーチナ・メディア事業部）