<7日の注目銘柄>=日駐、コーセル、アイオデタなど

▽日本駐車場開発 <2353>
21年7月期第1四半期(20年8-10月)の連結業績は、売上高60億4100万円(前年同期比5.0%増)、営業利益11億800万円(同26.1%増)。テーマパークおよび別荘宿泊の集客強化や20年5月に那須高原りんどう湖ファミリー牧場を経営する那須興行を取得したことで増収となり、営業利益は、駐車場事業における時間貸併用物件の稼働は完全には回復していないものの、テーマパーク事業の来場者増、およびスキー事業のコストコントロールの徹底により2ケタ増益を達成した。また、取得期間20年12月9日-21年2月26日の予定で、上限5億円、400万株(自己株式を除く発行済株式数の1.21%)の自社株買いを実施すると発表。株主還元および資本効率の向上と、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の遂行を図ることが目的。
◆
▽コーセル <6905>
21年3月期上期(20年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の132億から134億8500万円(前年同期比15.0%増)に、営業利益を10億6000万円から17億3400万円(同2.3倍)にそれぞれ引き上げている。前期第4四半期(1-3月)からの新型コロナウイルス感染症の拡大を見越した先行発注による受注残を消化する形で生産活動を行ったこと、および人件費や経費節減活動に加え、新型コロナの影響により各種活動が制限されたことによる経費支出の先送りが主な要因。
◆
▽アイ・オー・データ機器 <6916>
取得期間20年12月9日-21年3月31日の予定で、上限5億円、40万株(自己株式を除く発行済株式数の3.02%)の自社株買いを実施すると発表。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行、および株主への利益還元の一環として行う。
◆
▽ナトコ <4627>
20年10月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の156億から162億4700万円(前期比8.2%減)に、営業利益を10億6000万円から14億4100万円(同6.6%減)にそれぞれ引き上げている。国内外での受注が、「塗料」、「ファインケミカル」において想定以上で推移したことが主な要因。
◆
▽アサヒペン <4623>
取得期間20年12月7日-21年3月31日の予定で、上限4億4000万円、22万株(自己株式を除く発行済株式数の5.4%)の自社株買いを実施すると発表。株主への利益還元および資本効率の向上と、経営環境の変化に応じた柔軟な資本政策を遂行することが目的。また、このうち9万株を上限に、4日の終値1782円で、7日午前8時45分の東証自己株式立会外取引において買付委託を行うとした。
◆
▽尾張精機 <7249>
プレサイス・プロダクツ・ホールディングス(東京都千代田区)による株式の公開買付けに賛同。買付価格は3370円。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<7日の注目銘柄>=日駐、コーセル、アイオデタなど
japan,company
2020-12-04 18:30