<9日の注目銘柄>=第一カッター、ミロク、ストリームなど

▽第一カッター興業 <1716>  20年12月31日を基準日として、1株に付き2株の株式分割を実施すると発表。投資単位あたりの金額を引き下げることにより、投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。      ◆ ▽ミロク <7983>  20年10月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の136億円から136億3000万円(前期比11.3%減)に、営業利益を4億9000万円から5億5000万円(同52.1%減)にそれぞれ引き上げている。「猟銃」は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、主力の上下二連続において下期(20年5-10月)に大幅なキャンセルが発生したが、ボルトアクションライフルの堅調な推移により、販売計画をやや上回る見通し。「工作機械」は、機械部門は計画台数の受注確保により堅調に推移し、ツール・加工部門は一過性の受注などにより想定を上回る見込み。      ◆ ▽ストリーム <3071>  21年1月期第3四半期累計(20年2-10月)の連結業績は、売上高203億1400万円(前年同期比18.6%増)、営業利益4億7500万円(同5.8倍)。新型コロナウイルス感染症拡大の影響による巣ごもり需要の増加により、家電が43.8%増収、パソコンが62.3%増収となる中、「インターネット通販」が営業利益を7億2200万円(同5.4倍)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の通期予想5億9700万円(前期比3.7倍)に対する進ちょく率は79.6%となっている。      ◆ ▽スバル興業 <9632>  21年1月期の連結業績予想を修正。売上高および営業利益はそれぞれ従来の269億2000万円(前期比1.1%減)、営業利益38億5000万円(同5.9%減)で据え置いたが、純利益を25億5000万円から24億2000万円(同23.8%減)に減額している。第3四半期累計(20年2-10月)において、一部事業用資産に対する減損損失を計上したことがその要因。一方、第3四半期累計の連結業績は、主力の「道路関連」のけん引により、売上高205億2700万円(前年同期比3.3%増)、営業利益33億2000万円(同0.8%増)と増益に転換。営業利益の通期予想38億5000万円(前期比5.9%減)に対する進ちょく率は86.2%に達し、第4四半期(20年11月-21年1月)の営業利益予想は計算上5億2900万円(前年同期比33.5%減)にとどまる。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <9日の注目銘柄>=第一カッター、ミロク、ストリームなど
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2020-12-08 18:45