<11日の注目銘柄>=三井ハイ、神島化工、早稲アカなど

▽三井ハイテック <6966>  21年1月期第3四半期累計(20年2-10月)の連結業績は、売上高695億100万円(前年同期比7.8%増)、営業損益18億8400万円の黒字(前年同期は1億400万円の赤字)。リードフレーム主体の「電子部品」が営業損益8億8500万円の黒字(前年同期は11億8100万円の赤字)と大幅に改善する中、電動車向け駆動・発電用モーターコア主体の「電機部品」も営業利益25億7200万円(前年同期比17.0%増)と好調に推移した。      ◆ ▽神島化学工業 <4026>  21年4月期上期(20年5-10月)の単体業績は、売上高96億5200万円(前年同期比9.6%減)、営業利益5億6200万円(同12.6%増)。「建材」は営業利益1億7900万円(同26.2%減)にとどまったが、「化成品」が、高利益率のマグネシウム製品・セラミックス製品の拡販や各種コスト削減により、営業利益を6億3600万円(同22.5%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は従来予想を6200万円超過した。これを踏まえ、これまで未定としていた通期予想について、売上高192億円(前期比9.4%減)、営業利益11億5000万円(同24.0%増)としている。      ◆ ▽早稲アカデミー <4718>  21年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の244億2300万円から251億8600万円(前期比2.3%増)に、営業利益を4億6600万円から5億8100万円(同50.3%減)にそれぞれ引き上げている。緊急事態宣言解除後、感染防止対策を徹底した上で「対面授業」と「双方向Web授業」とを選択できるデュアル形式のサービスを継続する中、足もとの塾生数が前年同時期を上回る水準まで戻っていることが主な要因。12月下旬から開始する冬期講習会・正月特訓の申し込みも順調に伸長している。      ◆ ▽アイモバイル <6535>  21年7月期第1四半期(20年8-10月)の連結業績は、売上高33億7300万円(前年同期比0.8%増)、営業利益5億7900万円(同72.0%増)。「コンシューマ事業」において、主力のふるさと納税「ふるなび」が、新型コロナウイルス感染症の影響による巣ごもり消費や節約志向を追い風に伸長。同事業として営業利益を3億2200万円(同2.9倍)に伸ばして全体をけん引した。      ◆ ▽重松製作所 <7980>  21年3月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の117億円から120億円(前期比3.5%増)に、営業利益を4億円から5億5000万円(同79.2%減)にそれぞれ引き上げている。      ◆ ▽日本ハウスホールディングス <1873>  20年10月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の393億円から389億3200万円(前期比20.1%減)に減額したが、営業利益を11億7000万円から16億2000万円(同60.1%減)に引き上げている。売上高は未達だが、広告宣伝費・人件費・賃借料・旅費交通費など経費節減活動の効果により、営業利益は上ブレる見通し。      ◆ ▽ラクスル <4384>  21年7月期第1四半期(20年8-10月)の単体業績は、売上高59億3700万円(前年同期比10.9%増)で、営業損益は6600万円の黒字(前年同期は4300万円の赤字)に浮上。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <11日の注目銘柄>=三井ハイ、神島化工、早稲アカなど
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2020-12-10 18:15