<14日の注目銘柄>=クロスプラス、稲葉製作、フリービットなど

▽クロスプラス <3320>  21年1月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の570億円から625億円(前期比6.9%増)に、営業利益を4億円から21億円(同4.0倍)にそれぞれ引き上げている。アパレル卸売において衣料品でのイエナカ商品の受注獲得を進め、パステルマスクを中心としたファッションマスクが想定を大きく上回るペースで推移していることが主な要因。      ◆ ▽稲葉製作所 <3421>  21年7月期上期(20年8月-21年1月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の163億7000万円から176億6000万円(前年同期比7.2%増)に、営業利益を5億2000万円から11億8000万円(同85.6%増)にそれぞれ引き上げている。「鋼製物置事業」が、暮らしの中での収納ニーズの高まりを背景に需要が想定を上回って好調に推移し、第1四半期(8-10月)業績が売上高89億5500万円(同4.4%増)、営業利益7億6200万円(同98.0%増)と大きく伸長したことが主な要因。      ◆ ▽フリービット <3843>  21年4月期の連結業績予想を修正。売上高は従来の540億円から520億円(前期比6.0%減)に減額したが、営業利益を19億円から24億円(同7.3%減)に引き上げている。売上高は未達だが、インフラ系事業の堅調な推移による上期(20年5-10月)利益の積み上げおよびコロナ禍でマイナス影響を受けたエドテック事業の切り離しによる損失軽減等により、営業利益は上ブレる見通し。      ◆ ▽石井表記 <6336>  21年1月期第3四半期累計(20年2-10月)の連結業績は、売上高83億1600万円(前年同期比8.9%増)、営業利益7億1500万円(同2.2倍)。「ディスプレイおよび電子部品」は営業利益1億6100万円(同42.1%減)にとどまったが、プリント基板分野、液晶関連分野ともに伸長した「電子機器部品製造装置」が営業利益を5億5500万円(同9.9倍)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の通期予想8億2400万円(前期比2.6倍)に対する進ちょく率は86.8%に達している。      ◆ ▽オーエス <9637>  21年1月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の55億円から61億9000万円(前期比30.7%減)に増額し、営業損益を2億9000万円の赤字から5500万円の黒字に引き上げている。第3四半期累計(20年2-10月)において、「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の記録的大ヒットにより、「映画事業」の業績が想定を上回ったことが主な要因。      ◆ ▽SKIYAKI <3995>  21年1月期第3四半期累計(20年2-10月)の連結業績は、売上高36億9800万円(前年同期比4.1%増)、営業利益1億6000万円(同83.7%増)で、営業利益は通期予想の1億5000万円(前期比50.2%増)を超過。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <14日の注目銘柄>=クロスプラス、稲葉製作、フリービットなど
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2020-12-11 19:00