<18日の注目銘柄>=佐鳥電機、カヤック、アクシスなど

▽佐鳥電機 <7420>
21年5月期上期(20年6-11月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の510億円から517億円(前年同期比9.2%減)に、営業損益を9000万円の赤字から2億8000万円の黒字(前年同期は4億2300万円の黒字)にそれぞれ引き上げている。新型コロナウイルス感染拡大により事業活動が制限される影響を想定していたものの、半導体製造装置向け制御部品や車載情報端末用半導体の販売が増加した。
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▽カヤック <3904>
20年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の77億円から87億円(前期比36.3%増)に、営業損益を5億円の黒字から7億円の黒字(前期は5億3500万円の赤字)にそれぞれ引き上げている。ハイパーカジュアルゲームが好調を維持していることに加え、育成領域であるゲームコミュニティおよび、ちいき資本主義関連サービスが着実に成長していることが主な要因。
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▽アクシス <4012>
20年12月期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の36億7900万円から37億1600万円(前期比9.0%増)に、営業利益を2億6400万円から3億3500万円(同2.0倍)にそれぞれ引き上げている。売上高はほぼ想定線だが、費用の抑制に努めたこと、およびエンジニアの中途採用に関して新型コロナウイルスの影響により活動が制限されたことなどにより、営業利益は26.9%上ブレる見通しとなった。
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▽ユーザベース <3966>
20年12月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の130億円から137億円(前期比9.4%増)に引き上げ、営業損益を4億1000万円の赤字から1億5000万円の赤字(前期は12億3600万円の赤字)に縮小させている。SPEEDAを中心としたB2B SaaSビジネスは順調に拡大しており、また、NewsPicks事業における広告売上が第4四半期(10-12月)においても成長を続け、想定を大きく上回って推移していることが主な要因。
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▽フィックスターズ <3687>
取得期間20年12月18日-21年9月30日の予定で、上限3億円、40万株(自己株式を除く発行済株式数の1.21%)の自社株買いを実施すると発表。株主への利益還元と、経営環境の変化に柔軟に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にすることが目的。
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▽コスモ・バイオ <3386>
これまで10円としていた20年12月期の期末配当予想を26円に引き上げ、年間34円(前期は14円)配当としている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<18日の注目銘柄>=佐鳥電機、カヤック、アクシスなど
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2020-12-17 17:30