日経平均は73円高スタート、東亜道が買い気配
22日の日経平均株価は、73円91銭高の1万4586円29銭で寄り付いた。
連休明けのNYダウは40ドル高となり、為替市場はドル・円は102円台半ばでのもみ合いが続いている。国内株式市場はやや材料不足の感があるものの、3月期決算企業の好業績期待などが株価を押し上げ、日経平均は上昇してのスタートとなった。
個別では、前期の業績予想と配当予想を修正した東亜道路工業 <1882> が買い気配でスタート。ほかにも、今3月期の最高益更新を計画した小松ウオール工業 <7949> 、今12月期純利益予想を上方修正したいであ <9768> 、今6月期の業績・配当予想を上方修正したアバント <3836> などが買い気配となっている。
また、前期の営業利益予想を大幅増額したコーセー <4922> や、前期の年間配当を増額したフマキラー <4998> が急伸。ドイツの部品メーカーを買収すると報じられたニフコ <7988> は買いが先行している。
一方、今期業績予想を発表、配当増額を計画した安川電機 <6506> は売り気配でのスタートとなり、前期業績や、4―6月期の業績予想を開示したKOA <6999> 、前期業績予想を上方修正した日本空調サービス <4658> などが軟調に推移している。(編集担当:片岡利文)
22日の日経平均株価は、73円91銭高の1万4586円29銭で寄り付いた。
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2014-04-22 09:00